路面電車は「支援」ではなく〔8088〕2025/06/07

2025年6月7日(土)薄曇り
今、高知空港。ANAの始発便で東京へ向かいます。こないだも書いたけど、今、三越日本橋本店にて開催中の高知フェアで、「あんぱんが食べたくなる牛乳」「あんぱんが食べたくなるカフェオレ」を販売する為、向かってます。僕は今日明日売り場におりますが、フェアは火曜日までやってますんで、機会がございましたらぜひ!
さて、今朝の高知新聞。「とさでんに8億円支援」という見出し。新型コロナで増えた債務解消のため、県が8億円、高知市南国市土佐市いの町で4億円の、合計12億円を支援する、という記事ね。まあ、仕方ない。
思うのは、将来の公共交通、路面電車のあり方。左手は昨日の高知新聞ですね。「路面電車 10年後の姿探る」という見出しで、「あり方検討会」が初会合を開催した、という記事。
高知のような地方にとって、公共交通のあり方は都市計画に直結します。いや、現在では都市の「衰退」に直結する、と言うてもいいと思う。そんな中で、大切な交通資源でもあり都市の中の動脈のひとつである路面電車をどうするのかは、とても重要な課題だと確信してます。
鉄分が薄い方にはわかりにくいかも知れんけど、やはり、鉄道というのは、人間との関わり方、距離感において、バスとは全然違うと思うんですね。こないだも書いたけど。
なのでコト路面電車について言えば、「支援」といった後ろ向きの言葉で表現してもらいたくは、ない。未来の高知を創るための、未来の都市計画のための、重要なファクターのひとつと捉えて議論して欲しい。などと思う訳やけど、「あり方検討会」に僕が呼ばれていないのは、鉄分が濃すぎるからだろうか。
また、同じ記事に、旧南中高グラウンドとテニスコートの一般貸出の指定管理者に高知ファイティングドッグスがなった、という記事。
僕の妄想では、県民体育館建て替えでは、Bリーグチームが本拠とするようなアリーナができ、南中高跡地とわんぱーくを一体整備してJrリーグ仕様のスタジアムをつくる。電車はイオンまで延伸し、バリアフリーのトラムを主体にした輸送で、街の姿を変えていくという風景が見えています。そんなこと言うてるから、「あり方検討会」に呼ばれることはありません。はい。
最後に、左上。昨日の高知新聞に、今年の「高知市夏季大学」の講師が紹介されてました。おう。山本康一さんではないか。三省堂の。すばらしいねー。最近「有隣堂しか知らない世界」に出演してないけど、そろそろ見てみたいものです。
さあ、そろそろ東京へ、出発だ。