明後日は潮江天満宮の「輪抜けさま」〔804〕2005/06/28
2005年6月28日(火)晴れ!
昨日も暑かったですが今朝も蒸せました。今日も暑そう。南国土佐は完全に「真夏」になってしまいました。もうちっと雨がないと困るんですけどね。
さて、ここはいつもの潮江天満宮。ここでは、明後日、「夏越祭(なごしさい)」という大きなお祭りが開かれます。ナゴシサイと言われてもピンときませんね。通称「輪抜けさま」と呼ばれるお祭り。各地の神社で茅の輪を抜ける「輪抜けさま」がこの時期行われるのでありますが、高知で「輪抜け」と言えば天満宮の「輪抜けさま」。
とにかく、昔から賑やかさ、規模ではダントツに一番の「輪抜けさま」でした。身体にしみついた穢れや厄を祓い、きれいな身体にするお祭りですね。
潮江天満宮でも、茅の大きな大きな輪っかがしつらえられ、大勢の善男善女が左右左と廻って厄を祓います。
しかしあれですね、明後日がそのお祭り本番といいますのに、ここ潮江天満宮は静かなもの。祭りの準備らしきものは、絵馬を掛ける杭が立ち並んじゅうのとお守りなどを販売するテント、それに踊りなどを奉納する仮設ステージ。ずらり立ち並ぶ夜店につきましては、まだ「縄張り」すら施されちょりません。
テキ屋さん達その道のプロは、風のようにやって来て見事な演出でお客様を楽しませ、ゴミひとつ残さず翌朝にはきれいさっぱり撤収していきます。毎年のことながら感心してしまいます。
輪抜けさまが過ぎると、高知も夏本番。間もなく蝉の声も聞こえ始めることでしょう。