ハーメルンの笛吹き男とひまわりの笛吹き男〔7742〕2024/06/26
2024年6月26日(水)小雨
あまりにも鉄ネタが続いたので、少し反省。違う話題もね。
ネットで6月26日を調べてみたら、1284年6月26日、つまり740年前の今日、ドイツ、ハーメルンで130人の子供達が集団失踪する、という事件が起きています。ご存知、「ハーメルンの笛吹き男」事件。日本ではグリム童話で有名。今から5年ほど前、このにっこりひまわりでもちょっと検討したことが、ありますね。グリム童話での「ハーメルンの笛吹き男」は、当然やけど、笛吹男が子供達を攫って行って二度と戻ってきませんでした、という厳しい結末。そういう物語だ。
ところが近年の童話では、結構マイルドに、そして教訓めいた結末になっていることが多い、と、ウィキにも書いてます。
そもそもの内容は、こういう話。5年前のにっこりから転載しよう。
1284年6月。ドイツの田舎町、ハーメルンに、派手な服を着た笛吹き男がやってくる。そして、街で繁殖して困っていたネズミを退治してくれる、と言う。町の人が報酬を約束すると、男は笛を吹く。すると夥しいネズミがやってきて、笛を吹く男についていく。男が、近くを流れるヴェーゼル川に入っていくと、ネズミも川に飛び込み、全滅した。町の人は喜んだが、報酬を出すのを拒否してしまう。笛吹き男は怒り、笛を吹きながら、町の東門から出て行ったが、町の子供達130人がその男に着いていってしまい、町の東、コッペンで、消え失せてしまった。
以上。
で、近年の子供向け「ハーメルンの笛吹き男」では、市長などの町の人たちが結局は約束を履行し、子供は解放され、男は無事去っていく、という話になってたりするんだってね。あと、子供達は嘘つきや意地悪な人がいない幸せな国に行った、といったストーリーもあるみたい。うーん、なるほど。
こないだ、牛乳の普及啓蒙活動で、南国市と香南市の保育園、幼稚園で、ポンピンズという女性グループにステージをやって頂きました。その際、「カチカチ山」のオペレッタが楽しく演じられたけど、そのカチカチ山の結末は、火をつけられたタヌキが改心し、もう、これから人が嫌がるようなことはしないよ、と宣言してウサギさんとかと仲良くなる、というものでした。いや、昔の童話って結構厳しい結末が多いのに、今はマイルドに、教訓的に改変されたりしてるのが多いようです。なるほど。
写真は、縦笛。Jr.1号が昔中学生の頃に使っていたアルトリコーダーとソプラノリコーダー。それに、こないだソプラニーノリコーダーを買い足しました。
リコーダーには、バロック式とジャーマン式がある、なんて話を、このリコーダーをちょっと吹いてみ始めて、知りました。写真のリコーダーは一般的なバロック式。このソプラノリコーダーでFの音を小学生の頃に習った運指で吹くと、なんともかんとも音が少しだけシャープするではないか。これ、この楽器がおかしいのかと思って色々調べてみたら、違いました。小学生の頃に習った縦笛はジャーマン式で、ドレミファソラシドが簡単な運指。ところが、バロック式は、Fの音が少し難しいのだ。でも、いろんな楽曲を吹くにはバロック式が便利。なので、一般的にはバロック式が使われているのであります。ジャーマン式は小学校のソプラノだけ。
で、最近、ちと、練習したりしてます。面白いねー。二本吹きも、やってます。ソプラノリコーダーでチャルダッシュに挑戦したりもしたりして。難しいけど楽しいねー。
ハーメルンの笛吹き男は子供達を連れて行ったけど、ひまわりの笛吹き男は、みんなを楽しませることを目指してます。どうでもいいですか?