線路保守、マルタイ、路面電車〔7727〕2024/06/11
2024年6月11日(火)薄曇り
今日もなんとなく良いお天気。地球はどうやらエルニーニョからは脱したみたいやね。次はラニーニャか。それもそれで心配。地球が心配。
昨日、マルタイのこと書きました。ラーメンぢゃないよ。JR後免駅に停車中のマルチプルタイタンパーの話。で、こんなニュース動画もありました。どうやら愛媛あいテレビ、先月の映像。予讃線を走るドクターWESTの様子に引き続き、7分15秒くらいから、僕らのマルタイが動く映像が見られるのであります。これは、すごい。マルタイの仕組みもよくわかるしね。
昨日、昭和16年制作の「鉄道保線区」という映画で、ツルハシでタンプする映像を紹介したけど、4分6秒くらいからは機械でやってる場面も。こうやって機械化され、進歩している、という映像でした。それが進化して、マルタイ。
気になったのは、この映像内のマルタイの塗装。黄色だ。昨日、後免駅に停車していたマルタイは青い塗装。別の車両だとすれば、JR四国さんは複数のマルタイを所有しているということでしょうか。線路の保守、大切ですきんねー。
では、路面電車の線路保守ってどんなになってるんだろう。写真は今朝の後免町駅車庫。朝6時半。どんどんと車庫から電車が出ていく時間帯。ここにはバラストが敷かれてます。葛島橋から東は、線路の下はバラストと枕木。葛島橋から西は舗装面の上を走っている、とさでん交通の電車。
マルタイみたいなの見たことないので、恐らくはかなりの手間をかけた保守作業になっているんだと思います。
路面電車の軌道って、その上を車、トラックも走行するし、痛みも激しいと思います。それを保守するのも、とさでん交通の仕事。考えてみたら、道路の保守を運送会社がやったりすることは無い訳で、行政がやる訳で、鉄分が濃い僕としてはなんとなく不公平を感じたりするのでした。しませんか?
保守ができているかどうかで、安全はもちろん、乗り心地にも影響しますきんね。これはみんなで考えたい。
以前に紹介した栃木県宇都宮市のLRT。開業初年度利益は目標の3倍だって。善き哉善き哉。
隣のライバル、栃木県に触発されたのかどうか知らんけど、群馬県前橋市も、LRTを検討しているようです。このプレゼンの8ページをご覧ください。「バス、鉄道を残すことが目的ではない」「公共交通施策は、県民の移動手段を確保することが目的」「都市政策(まちづくり)と交通政策を一体として考える」。
もちろん人口の多い北関東と高知を比較はできんけど、考え方として、正しいと思う。富山の、「負担でも事業者の救済でもない」という言葉が突き刺さる。富山のような上下分離方式も、ひとつの方法だと思いました。