中酪総会、赤野駅、電気機関車〔7675〕2024/04/20
2024年4月20日(土)晴れ
昨日は高知県中央酪農組合連合会さんの、総会。もちろん昼間から葉牡丹で。ちゃんとした形式で総会が開催できたのは4年振りでしょうか。高知の中堅酪農家の皆さんが、元気に出席しくれました。残念だったのは、半世紀以上の長きにわたって南国市岩村で酪農業を営み、中央酪農組合連合会のみならず、高知県の酪農業を牽引してこられた山本澄夫さんが引退されたこと。今月初旬に引退されたけど、昨日の総会と懇親会には参加してくれて、皆からの労いを受けておられました。長年、本当にありがとうございました。これからも、中央酪農組合連合会の会合とかに参加して下さいね。お願いします!
そんな訳で、二次会のひろめ市場も盛り上がり、いつものように酪農家さんとの濃い濃い1日を過ごしたのでした。窪川へ異動になった県庁の担当職員Nさん(女性)も、わざわざ出席してくれて、いつものように豪快にお酒を飲みまくってくれました。高知県は、酪農家さんと行政、そしてメーカーの関係が近い。それは、ちょっと、自慢です。他県の話とか聞くにつけ、かなり、自慢です。
今日は土曜日。4月になって一気に伸び始めた会社周辺の草々を、早朝から刈ってきました。大自然の営みってすごいね。これから毎週草刈りせんと、いけません。
で、諸々の仕事を済ませた後、県東部へ。安芸方面。途中、こんな写真を撮影しました。ここは赤野。土佐くろしお鉄道ごめんなはり線の高架と、赤野駅が写っています。
国道沿いに空き地があり、その南に、こんな感じのコンクリートの階段跡。これ、土電安芸線の赤野駅の階段でしょう。ここに、かなり大きな土電安芸線赤野駅が、ありました。
赤野駅には貨物線のホームと園芸組合の建物があり、東西300mという長い駅だったと言います。高知が全国に誇る園芸地帯だったこの地区から園芸作物を出荷するのに、土電安芸線が利用された時代がありました。
使用された電気機関車はED1001とED2001。こんなの。高知の線路を電気機関車が走る、という風景はなかなか新鮮やね。先日頂戴した安芸線の動画DVDにも、電気機関車が颯爽と引っ張る貨物列車が映っていました。
昨日妄想したように、鉄道貨物輸送は、これから見直すべきなんだと思っています。ただ、近年の鉄道駅は高架になっている場合が多くて、貨物の積み下ろしには不便。車優先社会やったですきんね。
100年後、200年後の社会と、あるべき交通インフラについては、過去に捉われない柔軟な発想、知恵が必要なんでしょう。
先入観なしにAIに最適解を考えさせたら、鉄道網と船舶輸送網を活用した未来社会を考えるのかも知れん、などと思ったりするのでした。といった僕の発想には、かなり鉄系のバイアスがかかっているのは、認めます・・・