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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

ここを電車が走っていたら〔7650〕2024/03/26

ここを電車が走っていたら

2024年3月26日(火)曇り

昨日は降ったねー。今朝もまだ少し雨は残ってます。今晩からは晴れる予報。さあ。春本番。

そんな訳で、高知駅。今日は本州方面へ仕事で出掛けます。高知駅8:01発の特急南風に乗って。2700系の最新鋭ディーゼル特急南風。なんぷう。

南風が登場したのは1972年3月。そう。山陽新幹線が新大阪から岡山まで開通したときだ。52年前。予讃線の特急「しおかぜ」とともに、四国で初めての特急だった。国鉄キハ181系気動車。座席がそれまでの急行のボックスシートではなくなったのが画期的やったねー。

 

そうそう。こないだ頂戴した土電安芸線の映像が入ったDVD。まだ走り始めたばかりの特急南風の映像も「おまけ」に入ってました。もちろん懐かしのキハ181系。小学生の僕にとっては未来の乗り物だった、キハ181系。

あれから52年か。その2年後に安芸線は廃止となり、随分と時間が経ってから土佐くろしお鉄道ごめんなはり線ができ、特急南風も2000系、そして2700系と移り変わり、土佐電鉄と高知県交通は一緒になってとさでん交通となり、過疎地の公共交通は激減し、土讃線の各駅停車も減りました。南風の始発は岡山駅になったしね。

 

写真は、高知駅の駅舎の中から北の方角を撮影したもの。あの向こうにイオンがあります。

高知駅が高架になったのは2008年のこと。その工事の際、地元の経済同友会とかが、土電電車のイオンまでの延伸を提言したことがありました。そう。高知駅の南で終点となっている電車を、この高架の下を突っ切らせてイオンまで延伸させてはどうか、という提言。もし実現していたら、高知の風景も少し変わったものになってたでしょうねー。あの時は、法律上なかなか難しい、みたいなことで頓挫したと記憶します。今般、JR松山駅が高架になるのに際して、伊予鉄の路面電車がその下を抜けて延伸する計画を鑑みるに、ちょっと、残念。この写真の道を電車が走っている風景を想像してみました。僕は電車、好きですきに。

 

もし、今議論にもなっている四国新幹線ができてしまったら。土佐山田駅から向こう、は間違いなく、完全に廃線になるでしょう。まあ、できるとしても随分と先のことやけどね。

半世紀前、今のような公共交通の状況は、想像もしてませんでした。半世紀後の公共交通はどうなっているんだろう。「どんな社会にしていくのか」という思想があって、その中での公共交通がどうあるべきか、という議論をやっていって欲しいねー。


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