車谷3。第二十番石仏は、どこへ〔7634〕2024/03/10
2024年3月10日(日)晴れ!
そんな訳で、昨日はあれから、かるぽーとへ。岡本知高さんの「CDデビュー20周年記念岡本知高Concerto del Sopranista2023-2024」高知公演に際して、リープルを差し入れさせて頂きに。楽屋番の方に、リープルとお手紙を託けようと楽屋口から入ったら、マネージャーの方にお話され、岡本知高さんご本人までお伝え下さり、なんと、ご本人がご挨拶に出て来て下さったのであります。予想外の展開に、ビックリ。いろいろとお話をさせて頂いた上に、写真までご一緒に撮らせて頂いたのでした。いやー、良かった良かった。しかも。コンサートの中で、そんなこんなのお話をしてきれたのでした。いやー、ありがとうございます!
コンサートへ行かれた方はわかると思うけど、歌だけでなく喋りもとても上手で、その「お人柄」が滲み出ています。楽屋から出てきてお話ししてくれたその姿は、その「お人柄」そのまま。素晴らしいねー。そしてなんと、早速X(旧ツイッター)にも上げてくれてます。いや、本当に素晴らしい。ありがとうございました!コンサートも素晴らしかったですよー。これからも頑張ってくださいね!
さてさて。
今日は、早朝に一仕事済ませてきてから、昨日の午前中と同じ車谷へ。危険箇所を通るためのロープ、昨日のでは足らんかったので、買い足して取り付けてきました。あと、ザレ場のようになった危険箇所をスコップで通りやすくする作業。
ついでに、西国三十三観音霊場の石仏を確認してきました。第十二番の石仏は、2014年の大雨による土砂崩壊で流されてこんな感じで鎮座している話、書きました。この石仏、10年経過した今も、少し風化は進んだけど、そのまま立っておられますね。
その他の石仏、土砂崩壊のすぐ横で難を逃れたものも多くあり、ほとんどは無事。第十三番は、台座から降ろされているので、たぶん大雨で倒れたのでしょう。
そして。ほとんどの石仏の無事は確認できたのですが、どうしても見つからなかったのが第二十番石仏。この写真の辺りにあったと思うんですが、ありません。こんな感じで砂岩のザレ場で、かなり崩壊した跡もあるので、この10年の間に流されてしまったんだろうか。これは一度、調べてみたいね。
この10年間放置されて荒れた道を歩くと、ここが砂岩のザレ場で、絶え間なく石が落ちていく場所であること、わかります。そんな場所の道を維持してくれた先人には、頭が下がるねー。
で、この山道の所々に、秦地区コミュニティ計画推進市民会議が立てた説明版があります。そのひとつ。転載します。
『なげやいし』
ここから少し行くと、第十七番ろくはらでらの石仏があり、その先は石がくずれやすい崖になっています。「なげやいし」と呼ばれて、昔は、夜更けにここを通ると、狸が石を投げると言われて怖がられたとのことです。
以上転載。ザレ場で、砂岩の石がザラザラと崩れやすい地盤なので、この言い伝えもさもありなん、という感じ。ちなみにその崩れやすい崖は崩れていて、かなり通るのに危険になってます。スコップで補修はしてきたけど。
この三谷往還には、ところどころ、突然蛇紋岩が転がったりしていて嬉しいね。この、第二十番石仏があった界隈にも、こんな感じで蛇紋岩転がっています。やっぱしいいねー、蛇紋岩。