斉藤牧場と媼婆ヶ岩〔7624〕2024/02/29
2024年2月29日(木)小雨
今日は3年振りの2月29日。前回は2020年2月29日で、コロナが始まったばかりでした。あれから4年。世の中の風景も変わったり変わらなかったり。弊社のN営業課長の誕生日は2月29日。僕は、社員さんの誕生日には、メッセージカードに図書カードを添えてお渡ししておるのですが、N課長には4年分まとめて。今日も図書カードを4枚お渡ししました。次は4年後だね。
昨日書いたように、先日の「ポツンと一軒家2時間SP」で南国市の斉藤牧場さんが紹介されました。その後、斉藤さんちには、全国から牛乳の注文が入っております。とはいえ、乳量には限りがあり、ある分だけ、順番に対応するしかありません。今朝は、そんなこんなの打ち合わせに、斉藤牧場まで上がってきてまして、相変わらずの絶景と幸せそうな牛さんの姿に癒されてきたのでした。
地理院地図の、現在の航空写真は、これ。この、山のてっぺんの牧場を切り拓いたのは、斉藤陽一さんご夫妻。牧場になる前の航空写真は、これ。こんなところを、ご夫婦の力だけで切り拓いたその情熱と努力には頭が下がりますね。いや、すごい。
岡豊病院のところから上がってくる道路も、斉藤さんがユンボで作った、と聞きます。トラックが通れる道を作り、南国市に寄付。南国市の市道となったので、舗装やメンテナンスなどは南国市。
地理院地図を見ると、すぐ近くに「媼婆ヶ岩」という山が見えます。標高262m。この山、毘沙門の滝のところから登る登山ルートがあるらしいですね。「媼婆ヶ岩」は「おんばがいわ」。地図では、巨岩があるように見えますね。今朝、立ち寄ってきました。想像していた通り、チャートの巨岩。鬱蒼とした樹々や竹藪に囲まれているけど、巨岩の真下までは山道がありました。そして、岩登りの為の鎖。
今日は小雨が降っていて、しかもスーツ姿に革靴。還暦を過ぎ、大人の分別をわきまえるようになった僕なので、今日は岩に登るのはやめちょきました。
斉藤さんに、「媼婆ヶ岩」という名前の由来を尋ねてみたけど、ご存知ありませんでした。山姥伝説みたいなのがありそうですけどね。
1960年代の、斉藤牧場が無い時代の航空写真では、岩のようなものが写っています。今のように鬱蒼としてなくて、屹立する巨岩が周囲からもよく見えたでしょうか。N代議士も「媼婆ヶ岩」が好きで、よく登りに来ると、斉藤さんが言うてました。「媼婆ヶ岩」。今度、南国市の伝説や伝承に詳しいFさんに、その由来について尋ねてみたいねー。