高知の酪農家さんと、葉牡丹〔7611〕2024/02/16
2024年2月16日(金)晴れ
葉牡丹。
弊社に生乳を出荷してくれている酪農家さんの団体「高知県中央酪農組合連合会」の、年に一回の「乳質表彰」と新年会。去年は、新年会はやらず、総会といっしょに乳質表彰をやったので、4月でした。今年は、コロナ前の感じに戻って2月開催。激動の時代をくぐりぬけてきた酪農業界も、ちょっとだけ、平穏を取り戻しつつあります。ちょっとだけ。
みんな、このところの為替が気になってますね。また、円安に振れているので。為替が円安に振れると、輸入の飼料価格が高騰し、経営を圧迫します。せっかく、昨年8月に乳価が少し引き上げられてひと息ついてたのに、また厳しい状況が加速したりしますので、ここはなんとか国も日銀も頑張って円安を終焉させて欲しい、と、全国の酪農家が願っています。
そんな訳で、葉牡丹。こないだも葉牡丹で飲んでいたではないか、と言われそうやけど、あれは忘年会。今日は、乳質表彰と新年会。もう、2月も半ばを過ぎたというのに新年会でもないけど、それはそれ。こうやって皆で集まるのは今年初めてだもの。
今日は、酪農家さんだけではなく、弊社の社員さんや、行政の方、飼料屋さん、運送屋さん、薬屋さん、設備屋さんなども出席して、賑やかに始まりました。
それにしても、やはり酪農家さんの軒数、減りましたねー。僕が若い頃は、ホテルの広い会場でやってた宴会。酪農家戸数も多かったので、いわゆる「返盃」をしながら全員まわると、結構キツかった。よく飲むしね。まだ「ひろめ市場」が無い時代は、和風スナックを無理やり早い時間に開けてもらって、飲んだりもしてました。戸数は減ったけど、一軒あたりの規模が大きくなっているので、乳量は、戸数ほどは減ってません。中堅どころが頑張っている、高知県。
近年は、乳質表彰も葉牡丹。そのまんま新年会に突入し、昨今の酪農情勢などを熱く語りながら、飲むのでした、。弊社の社員さんにとっても、貴重な機会。勉強になるしね。ひまわり乳業は、全国でも珍しいくらい、酪農家さんとのコミュニケーションを大切にしている乳業メーカーだと自負しています。これこそが、ひまわり乳業の特徴であり、最大の強み。これだけ、酪農家さんとしょっちゅう飲んでいるメーカーは、無いと思う。
そんな訳で、飲んでばかりやないか、と指摘されても、これはこれでひまわり乳業にとってはとても重要なイベントなのである、と熱く語りながら、今日もこれから夜まで飲み続けるのである。あります。