宗教〔7602〕2024/02/07
2024年2月7日(水)晴れ!
良いお天気。週間予報とか見ても、氷点下になる日はないみたい。このまま氷点下にならずに春を迎えるのか。そうだとすると、ちょっと記憶にないくらい暖かかった冬、ということになる訳だが。
今朝の高知新聞。「県内初モスク 憩いの場に」の見出し。高知県内には、四国で唯一イスラム教の常設礼拝所「モスク」がなかったけど、この度、高知に住むインドネシアの夫妻が開設した、という喜ばしい記事。
今、ガザやヨルダン側西岸などで起きている惨事、悲劇は、中東に飛び火する様相も呈していて、かなり不穏。宗教ってのは、ひとつ間違うと、人類に惨劇をもたらしてきたという歴史を持ちます。一刻も早い収束を祈るばかり。
本来、宗教とは心に平安をもたらすもの。高知県内にもムスリムの方が増えてるので、モスクは必要でしょう。同じムスリムでも、出身国家などによってその信仰には濃淡やありように違いがあります。そんな意味で、みんなの心の平安を目指す為には、幅広い寛容な社会、施設というものが必要。僕らはそんな時代に生きている。
あと、今朝の高知新聞に、高橋源一郎さんの「一億三千万人のための歎異抄」という本の紹介が載ってました。高橋源一郎なりの、素敵な歎異抄解釈。こないだ、本屋さんで見かけて買ってました。読みやすくてわかりやすくて、そして宗教とは何か、を考えさせてくれる本でした。親鸞が目指した本質は、何だったのか。
で、本棚を見てみたら、このところ、仏教とかに関する本を何冊か買っていることを「発見」。そう。特に意識してないのに、そんな行動に出ていた自分を発見したのでした。この年齢になると、宗教のこととか、気になってくるんでしょうかね。
信教の自由や思想の自由が保証されている時代に暮らしている、ということは、お互いの自由も尊重しないといけない時代に暮らしている、ということ。
キリスト教もイスラム教も、その寛容性、柔軟性で広がり、世界宗教になっていったという歴史を思い出したいね。もちろん仏教も、いろんな地域で色々に変化しながら広がってきた、仏教。それでいいと思う。目指すところは、みんなの心の平安。
今朝の高新を読みながら、そんなこと、考えました。