「謙虚」「気高い人」「真実」「陶酔」「誘惑」〔7488〕2023/10/16
2023年10月16日(月)秋晴れ
今朝も秋晴れ。月曜日。空はどこまでも高く、心地よい朝になりました。
昨日、チャート、珪石のこと、書きました。珪という漢字は、非金属元素のシリコンを意味します。あと、諸侯の身分を示す玉のことも珪と呼んだ、とのこと。
似た漢字の桂は、中国では香木のことをそう呼ぶ、らしい。肉桂、月桂樹、そして木犀。金木犀は桂花とも書くそうで、なかなかにめでたい樹。中国の伝説では、「桂」という木が月にあるんだそう。中国の月探査はどんどんと進んでいるので、桂も探してきて欲しいね。
そんな訳で金木犀。キンモクセイ。本社棟前の金木犀が、秋の匂いを漂わせ始めました。こんな感じで、まだ花びら開いてないのにね。開いてないのに、この匂い。すごい。
昨日、佐川越知方面に行っておったけど、あちこちから金木犀の匂いがしてきて、秋を感じさせてくれました。朝晩はもう寒いくらい。ついこないだまで真夏のような暑さだったのが嘘みたい。地球の動きは限りなく正確なのであります。
こういった植物に興味を持つ人、「らんまん」効果で増えたでしょうね。相変わらず県立牧野植物園は賑わっているし、佐川町も。さすがに少し減ってきた感じもしたけど、それでも多くの観光客さんが訪れてました。さあ。これからのアフターらんまんが勝負やね。
この金木犀の大樹、元々は、秦泉寺にあった古い家の裏庭にあったもの。その家を取り壊す際に、南国工場に移植してきました。その頃は普通の大きさやったけど、もう数十年前のことなので、大きな大きな樹になりました。本社棟まん前であまりにも大きくなったので、去年、社員さんたちが選定してちょっとスッキリした、金木犀。
金木犀の花言葉は「謙虚」「気高い人」「真実」「陶酔」「誘惑」なんだそう。どれやねん。かなり、意味が広い。広すぎる。小さな花から「謙虚」になり、強い香りが「誘惑」となったんでしょうか。そのほかのにも由来があるんでしょうねー。知らんけど。
ともあれ、秋。秋本番を感じさせてくれる金木犀の開花。その強い香りに囲まれて、張り切って仕事を始めめよう。