商店街と飲食店〔7460〕2023/09/18
2023年9月18日(月)小雨
小雨がぱらつく朝。敬老の日。自分もそろそろ敬ってもらう日が近づいてきた、などと考えるのはやめて、今日も元気に頑張ろう。このにっこりひまわりを書き始めたのは2003年、今から20年前なので、僕も今より20歳若かった訳で、街の風景も変わったねー。
ここは帯屋町一丁目。朝のアーケードには人通りも少なく、静かな朝の商店街。こないだ、少しづつ中心商店街の人出も増えてきたけど、飲食店がかなり増えた、みたいな記事が高知新聞に掲載されてました。そう。増えました、飲食店。
昔は、衣料品に匂いが移ったりするので、アーケードの中に飲食店をつくる、というののハードルがかなり高かったと聞きます。居酒屋さんとかとんでもない、という感じ。今は、衣料品店などが減ったかわりに飲食店。これが世の中の流れというものなんでしょうかね。
昨日書いた「高知街ラ・ラ・ラ音楽祭」が始まったのは2002年で、その何年か前まで、中央公園でのイベントでテーブルや椅子を置いて飲食を供するの、認められませんでした。周辺の飲食店の営業妨害になる、とかの理由で。今となっては信じられんような話やけど、ついこないだまで、そんな感じだったのでした。「土佐のおきゃく」とか、30年前だったら有り得んかった訳ですな。今は昔。
昔、徐々に中心商店街のお客さんが減ってきてた頃、思ったこと、ありました。大阪や東京など大都会の、アーケードのあるような商店街。そこに衣料品店などは少なく、飲食のお店がずらりと並んで賑わっている。アーケード商店街の役割が、高知のような地方都市と大都会では違うんだなー、などと思っておった訳やけど、高知でもそんな風景が始まっているのでした。
昔は、夜になると人通りが全然なくなっていた帯屋町が、今は、夜も人が歩いてます。飲食店も多いから。
敬老の日で、新聞には高齢者の話題が満載。益々人口減少と高齢化が進む高知で、この風景がどんなに変わっていくんでしょうかね。変わっていくのは、間違いないよね。
ストリートビューで2012年のこの場所を見ると、こう。僕が9月18日に敬ってもらう時代になると、どんな風景になっているんでしょうね。街は生き物。願わくば、僕が育ったこの街が、どんな形にせよ、どんなお店が並んでいるにせよ、賑わっていて欲しい。