僕らの世代のロープウェイ〔7404〕2023/07/24
2023年7月24日(月)曇り
こないだ、五台山ロープモノレールが動いている動画が、今だけの限定で観られる話、書きました。僕らが小学校6年生の頃に放映されていた「仮面ライダーV3」の第21話。よくぞ、あんな場所でロケしてきれましら。今となっては貴重な貴重なアーカイブ。どっかで誰かがが8ミリとかに収めてない限り、他には残ってないでしょうねー。9年間しか存在しなかった、五台山ロープモノレール。
そもそも高知には、ロープウェイってものが無かった。徳島へ行けば眉山のロープウェイがあったし、愛媛へ行けば松山城のロープウェイもあった。ロープウェイではないけど、高松の屋島へ行ったらケーブルカーもありました。四国の県庁所在地では、その市街地を見下ろす山に、ロープウェイかケーブルカーがあったのでした。
今でも松山城の山にはロープウェイとリフトが両方あります。あの山、車では登れないので、そういった登山施設が必要なんですね。徳島の眉山は、車で登れるけど、ロープウェイも、あります。標高が290mもあるので、営業として成り立つんでしょうかね。知らんけど。
高松屋島のケーブルカーは、2004年に廃止されてしまい、今はもうない。登るなら車か、徒歩。屋島も標高292mあって、徒歩だと大変やけど、以前、幾度か駆け上がったことはあります。平家ゆかりの屋島山頂は眺望絶佳。
そんな訳で、屋島のケーブルカーも五台山のロープモノレールも、今はもう、ない。
だから、高知県民にとって、特に僕らより若い世代にとって、ロープウェイというのには馴染みがないと思われます。
そして僕ら世代、僕らより少し上の世代になると、ロープウェイと聞いて思い出すのが、この写真のロープウェイ。昭和33年から昭和49年まで鏡川河畔に存在した「子供の国」のアトラクション。「子供の国」から出発して、鏡川の対岸で折り返してくるというアトラクションのロープウェイを覚えておられる方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか。
この写真は、以前、姉がデータで送ってくれたもの。鏡川の北岸で、南岸の「子供の国」を眺めている姉弟の、弟の方がおそらく、たぶん、まちがいなく、そうだ。覚えてないけど。以前にも一度、少しだけ紹介した写真やけど、五台山ロープモノレールの動画で思い出したので、再掲しました。ああ恥ずかしい。