西佐川駅、駅、とさぶし〔7398〕2023/07/18
2023年7月18日(火)晴れ!
今日もまた危険なくらいの暑さが続きます。窓の外からワシャワシャワシャワシャ。少しづつ、ワシャワシャが大きくなってきた気がしますね。もう、梅雨明けも近い。
で、昨日は「サウスホライズンブリューイング」でおいしいビールを飲んだ後、テイクアウトの珍しいクラフトビールを買って、海の見える緑地で飲みながらゆっくり。そして、シャトルバスに乗って帰ってきました。暑かったけど、おいしかったー。
潜水艦試乗イベントも昨日までで、また、静かな高知新港に戻ります。が。「サウスホライズンブリューイング」さんは営業を続けるので、これからの展開が楽しみ。期待したいねー。
写真は今朝の高知新聞「こうちワイド」面。「西佐川駅JRポスターに」という見出し。1982年から始まった「青春18きっぷ」のポスターに2度目の採用となった西佐川駅。なんでも、2度採用されているのはかなり珍しい、らしい。西佐川駅を選ぶなんて、なかなかのセンスやね。僕も大好きな、西佐川駅。
高知から汽車に乗って西へと向かう。もちろん各駅停車。汽車は西へ向かっているはずなのに、佐川駅の手前に西佐川駅。これはちょっと、違和感あるよね。それは、線路がこんな感じで通っているから。北からぐるりと回り込んでいる、JR土讃線。地図見たら北佐川駅でも良かったね。
真相は知らんけど、この西佐川駅が、乗降客も少なくて結節点でもないのにこんなにたくさんのホームがあるのは、ここから松山へ向かう鉄道を走らせる予定があったから、という説もあります。だから、こんなに広い、という説には、そこはかとない説得力がある気がする。そんな西佐川駅は、静かでなにも無いのに、陸橋があってだだっぴろい。だから静かさが、一層強調されている、そんな感じの駅。
駅といえば、高知県文化スポーツ部文化国際課が出版している「とさぶし」の最新号には、「各駅停車で行こう」という特集。県内各地、JR、ごめんなはり線、中村宿毛線、そして予土線の、美しかったり興味深かったりする駅を紹介してます。僕の好きな波川駅が紹介されてたのは嬉しかった。西佐川駅はないけどね。
こういう特集、いいね。僕に編集させて頂けたら、また違った切り口で駅を選びましょう。土讃線の土佐穴内駅とかね。
今、地方の鉄道をどうしていくのか、という議論が喧しくなってきてます。鉄道ってのはひとつの文化であり、まだその歴史は短いものの、その地域の歴史文化、そして経済を形作ってきたもの。そういう視点を、県のつくる雑誌が持つことはとてもいいこと。グルメ情報や観光情報もいいけど、地域地域の文化、歴史を伝えていくのは大切だね、などと思ったのでした。
昔、「月刊土佐」という雑誌がありました。オーテピアでバックナンバーを見ることができるので、このにっこりでも幾度か紹介してきた「月刊土佐」。かつては、ああいった地方情報誌がありました。濃い。深い。マニア。でも文化っていうのはそういう所にこそ、ある。あんな雑誌、今はなかなか商業的には作れんと思うけど、県ならできるかも知れません。月刊土佐」得意の猥雑ネタは難しいかも知れんけど。
などと勝手なこと書いてる場合ではなく、そろそろ仕事仕事。本格的なクマゼミのワシャワシャを聞きながら、仕事を始めます。暑いねー。