南国日章産業団地の朝〔7370〕2023/06/20
2023年6月20日(火)晴れ
今日も続く、梅雨の晴れ間。善き哉善き哉。
明日が夏至で、日の出は4:56。丁度その時刻に、日章あけぼので、三宝山方面の朝焼けを撮影。美しいねー。頂上の出っ張りが均されて平らになった三宝山頂に見えるのは、西洋風お城のオブジェとクレーン車。
以前、山頂工事の看板にはこう書いてありました。
創造広場「アクトランド」三宝山多目的広場造成工事
工期は2003年7月まで。その工期は来月までな訳やけど、多目的広場が完成しているみたいではありません。そうか。造成工事が来月までで、それから広場が作られるんでしょうかね。山麓の動物公園、アクトランド、四国自動車博物館、そして井上ワイナリーとセットにして、楽しめるようになったらいいね。
さて。ここは「日章あけぼの」。いつ、「日章あけぼの」という地名ができたんだろう。ここに、県と南国市によって「南国日章産業団地」が造成されたので、その団地に「日章あけぼの」という大字名が付けられた模様。以前にも書いたけど、「日章」の付いた地名はなくなってたので、ちょっと、嬉しい。
ネットで検索してみたら、こんなのがありました。「広報なんこく 令和3年7月号」。丁度、2年前の南国市の広報誌に、団地の正式名称が「南国日章産業団地」と決まり、団地と共同墓地の大字が「日章あけぼの」になった、と書いてますね。なるほど。以前はこんな農地だった、日章あけぼの。田んぼの複雑な形状は、ここが物部川の流路であったことを伝えます。そんな土地にできた産業団地。
「共同墓地」はこれでしょう。この界隈には結構お墓がありましたので、造成に際して、ここにまとめられたのでありましょう。
もう、半分以上、入居企業も決まっているようで、あとは工場などの建設を待つばかり。夏の日差しの下、雑草が生え始めています。
この撮影した場所で反対を向くと、団地内なのに、巨木が屹立する小さな森が。何故に、ここに森が残されているのかは、謎だ。恐らくは訳ありなんでしょうねー。知らんけど。
ともあれ、造成は終わり、産業団地になるのを待つばかりの日章あけぼの。
「あけぼの」とは「ほのぼのと夜が明け始める頃」のこと。だから、今朝の写真は「日章あけぼの」の「あけぼの」。
「日章」という地名には、先人の想いが込められて、います。