総長〔7334〕2023/05/15
2023年5月15日(月)晴れ!
昨夜、ご縁あって、早稲田大学の田中愛治総長と、ひろめでご一緒させて頂きました。本当に素晴らしい方。随行のスタッフも、実に仕えやすい総長とおっしゃっておられ、そのお人柄が実感できた夜。人間性だけでなく、その総長としての実績もすごいものがあって、激務をこなしながらのこのお人柄は、まさにスーパーマン。そんな感じでした。
そんな訳で「総長カレー」。いや、早稲田ではなくて京大の「総長カレー」。
こないだ、高知新聞の「常夜灯」というコラムで、元京大総長で現静岡県立大学学長の尾池先生が書いてる興味深い文章を紹介しました。僕らの高校の大先輩、尾池先生。先生の主張は、実に明快で僕ら素人にもわかりやすく、研究者のニュートラルな視点が清々しい。
以前、母校で、先生の講演を聴いてから、とても尊敬しています。京都大学という土壌というか文化というか、そういったもののなかで研究者として成長していった為か、その主張には忖度や阿りが、ない。母校での講演でも、その人間性に強く惹かれたこと、覚えてます。
尾池先生が京都大学で総長をつとめられたのは、2003年から2008年の間。総長職という激務の中でも、さまざまな研究機関や学会に関わっておられ、いろんな役職を歴任してます。ただ、僕が想像するには政治的な人物ではなく、一番好きなのは地震学の研究で、好きな研究を進めていく中で、そのクレバーさと人格と人柄が、たくさんの役職を惹きつけてきたんだと思います。いや、個人の感想ですが。
で、京大総長時代に、学生たちの「総長をもっと身近に感じたい」という声を受けて、大学生協とともにカレーフェアを開催。尾池先生、カレーが好物なんだそう。で、そのフェアーが好評を博した為、その中の一番人気だったステーキカレーを学内食堂「カンフォーラ」で定番化。それが「総長カレー」。その人気を京都放送が聞きつけ、大学生協と共同でレトルトカレーにして発売し、現在に至る、ということらしい。
今も「ビーフカレー」と「ステーキカレー」が「カンフォーラ」の定番メニューとして人気なんだとか。
なんか、尾池先生のお人柄を感じさせてくれる話だよね。そんな訳で、ネットで買いました。「総長カレー」。
イチローではないけど、僕は朝からカレー、食べれます。どちらかと言えば、好き。朝カレー。なので今朝、1週間の始まりの月曜朝、早朝から総長カレーを食べてみることにしたのでした。
気になる味は。このカレー、第24代尾池総長監修のカレー。ビーフカレー。いや、驚きました。レトルトカレーでこのクオリティーは、なかなかない。保存料も使わず、小麦粉とかも使っていないトマトベースの本格カレー。さすが総長監修、と、感服仕りました。
早朝から食べた総長カレーは、本当においしかったです。こういうものが商品化される総長ってのも、いいよね。早稲田の田中総長にも通じるものを感じた、総長カレーの朝。
さあ。総長のエネルギーが注入されたので、張り切って仕事を始めよう!