カツオ、発泡酒、焼肉、牛乳〔7321〕2023/05/02
2023年5月2日(火)晴れ!
今日も良いお天気。で、今日もまた新聞ネタ。
今朝の高知新聞。一面トップの見出しが「カツオ好き高知市民」。一面トップにこういう見出しが踊る平和っていいよね。いい。この記事は、総務省家計調査による、全国都道府県県庁所在地及び政令指定都市52地点での調査結果からのもの。この結果を見ると、高知市民、カツオや白菜や発泡酒、そして外食での焼肉にかける費用が全国一位。なるほど。なんか、わかる。そういえば昨夜のうちの食卓にもカツオがのぼってたし、糖質0の発泡酒も。焼肉も、好きやねー。
その反面。この表の「金額下位」をご覧あれ。そう。高知市民、ギョーザ、刺身盛り合わせにはお金を使わない。たぶん刺身は自分で料るしね。それはわかるけど、52市中、牛乳にかける金額、そして数量も51位というのは、いただけない。まあ、これは以前からのこと。
高知県民、高知市民は、お酒は飲むけど牛乳飲まない。この傾向は昔からで、僕ら業界関係者にも責任あるのかも、知れません。コロナも明けてきたし、もっと牛乳飲んでくださいね。
今朝の高知新聞の3面には、「言動注意の男子暴行容疑高知市消防士を逮捕」「暴行容疑74歳男逮捕」「飲食店員に頭突き容疑の27歳男逮捕」「交際女性の顔殴る傷害容疑で男逮捕」「入所高齢者の首絞めた看護師を傷害罪で起訴」と、まあ、見事にハシカイ記事が並んでるけど、これって牛乳の消費量が少ないのと関連あるんではないか、と業界関係者の僕は思ったりするのでした。
僕は、毎日、青汁「菜食健美」と牛乳は欠かしません。さっきも、朝食食べながら牛乳。今朝はパン食で、牛乳。お昼も、外食でなければ牛乳を欠かしませんね。メニューが何であれ。お茶漬け食べながらでも、お刺身食べながらでも、おいしく牛乳頂いてます。
これで思い出したのが、新潟県三条市の学校給食。
当時の市長のパフォーマンスで、「米飯には牛乳は合わない」という決めつけから、2025年9月より学校給食で牛乳提供を廃止しました。これ、全国ニュースにもなりましたよね。こんな記事も。
ところが、牛乳を飲まないと、栄養計算が非常に難しくなる。そこで、給食時間外に「ドリンクタイム」を設けて牛乳飲ませる、という、まあ、何やってんだかという苦肉の策を講じた訳やけど、諸々の問題がでて、結局2021年度からドリンクタイムは廃止され、結局、学校給食中で牛乳飲ませるのに戻った、という顛末。なにやってんだか。
この記事にあるように、「三条市教育委員会はドリンクタイムが廃止するものの、導入時の基本的な考え方について引き続き各小中学校で指導を継続してもらい、今後はより柔軟に運用をしていきたいとしている」だって。往生際が、悪いね。
そもそも、今現在の食文化ってのは、最近になってできあがってきたもの。洋食文化は明治以降だし、カレーライスなんてのは今や代表的な「日本食」。牛乳使った和食も増えてるし、ステーキ食べながらご飯食べるのも当たり前。とんかつの「カツ」はフランス生まれで、お寿司ネタに欠かせないイクラはそもそもロシア語。天ぷらも、元はと言えば戦国時代にポルトガルから伝わったものですきんね、。
米飯給食に牛乳が合わない、などという大人側からの短絡的な決めつけは、考えが浅いとしか言いようがない、などと思う訳です。僕は。文化は変化していくのが、当たり前だから。
そうそう。弊社は、2021年1月から、学校給食の牛乳、ストローレス対応にしました。全国で初めて。導入時、一部の教育委員会や先生から、低学年は対応が難しいので今まで通りストローをつけて下さい、との要望がありました。ところが。始まってみると、一年生でも二年生でも、アッという間に慣れてしまい、心配された飲みこぼしも、ほとんどありませんでした。以前の紙パックだと、指でパックを挟むとストローからピュっと牛乳が出てしまうことがあったけど、それよりもこぼすことが少なくなったくらい。そう。大人の思い込みって、こんなもの。子供の適応力は、大人の想像の上をゆく。
牛乳消費の話でした。高知県人、お酒飲む量が多くて牛乳飲む量が少ない訳やけど、どちらかを選ぶのではなくて、例えばお酒飲む前に牛乳飲む、とか両立しながら、しかも健康に良い、ということを考えてみるのも良い、と、思ったのであります。皆さんは、どう思われますか?