佐川がすごいことになってます〔7312〕2023/04/23
2023年4月23日(日)良いお天気
良いお天気の日曜日。あちこち、賑わってます。やはり嬉しいのが牧野効果でしょうかねー。地元の佐川とか牧野植物園だけではなくて、他の場所にも観光客さん、増えてきました。コロナも今のところ落ち着いちゅうし。思い返せば3年前。コロナ騒動が始まった最初のGWは、悲惨だった。
このにっこり見てみても、悲惨さが伝わってくる。2020年4月20日のにっこりでは、新聞の、飛行機の予約状況を紹介してるけど、すごい。
その翌日は、弊社オンラインショップで、コロナ対応の「コロナに負けるな!巣篭もり応援セット」が発売されたこと、書いてますね。そしてzoomでオンラインでの飲み会やったりしてます。そんな3年前のゴールデンウィーク。
あれから3年。コロナも、色々と変異しながら、そして増えたり減ったりしながら、人類は、コロナと共に生きていく術を身につけ始めているかのように、見えます。高知では、GW後の5類移行も見据えつつ、街には賑わいが戻ってきていますね。この土日も、なかなかの人出。来週末から始まるGWはどうなるんだろうね。
で、佐川。
佐川町は、今絶賛放映中の朝ドラ「らんまん」の舞台。牧野富太郎博士が生まれ育った美しい文教の町。牧野博士の誕生日は4月24日で、それに合わせた「生誕祭」が、昨日今日明日と開催されているのであります。コロナ前からずうっとやってきてて、コロナ期間中はお休みしてた「生誕祭」。今年は地元の皆さんの頑張りで見事に復活。「らんまん」効果もあって、すごいことになってました。いや、佐川がすごいことになってます。こんなに人が歩いている佐川は、初めて見たかも知れない。
なにもかにもが良いタイミングで、また、お天気が最高。たくさんの観光客さんが歩き、笑顔が溢れている佐川。
今年の生誕祭では、アコーディオンとかオカリナとかの演奏も聞こえてきます。素敵やねー。酒蔵の雰囲気によく似合う、アコーディオン、オカリナ。そして、足踏みオルガンの音も。
ここは旧青山文庫の建物前。テントの下にオルガンが2台並んでます。いずれも明治期のオルガン。牧野博士が西洋音楽に造詣が深かったのはご承知の通りで、高知へ帰郷した折に、女子師範学校の先生が教える音楽がダメであったことにショックを受けて「高知西洋音楽会」るものを組織したりしてます。指揮棒振って音楽会やったりもしてますね。
土佐が生んだ偉大な科学者、牧野富太郎も寺田寅彦も、西洋音楽に親しんだというのはなかなか面白いよね。で、今日の「生誕祭」では、香川在住で明治期のオルガンを収集して演奏される中村さんという方が、2台のオルガンを持ち込んで、素敵な演奏を聴かせてくれていたのでした。
良い日曜日。「らんまん」効果で賑わう佐川へ、行ってきました。