毘沙門の滝、湖底〔7297〕2023/04/08
2023年4月8日(土)薄曇り
昨日、幡多酪農組合の「磯あそび」は、なかなか面白かった。昼過ぎまで雨がしっかり降っていて、波も結構高かったので、磯で貝を採るったりするのは無理かな?と思っておりました。が、勇気と根性のある数人が岩場へと降りていき、結構な収穫をしてきたのでした。弊社から行ったS常務とYさん、なかなか頑張りました。
僕は早々に海は諦めて、酪農家さんたちと飲んで食べて。乳価の話、飼料価格の話、これからの話など、有意義な時間を過ごすことができて大満足。酪農家Sさんの奥さん、娘さん、その彼氏が採ってきた大量の「亀の手」をお裾分けして頂いたので、家に帰ってから茹でて食べました。おいしかったー。ビールのアテに最高の「亀の手」、ありがとうございました!
昨日も書いたけど、こういうことって、とても大事だと思います。僕らも頑張らんといけません。
さて。今日は4月8日。花まつり。お釈迦さまのお誕生日。今朝は一宮に用事があって行ってたので、会社への帰りがけ、久々にここへ立ち寄ってきました。毘沙門の滝。
ここへ来たのは、2010年と2013年。かなりの昔になりました。子供の頃、父親に車で連れてきてもらったことがありますが、その時の記憶はほとんど、ないです。
南国市滝本にある、毘沙門の滝。以前にも書いたように、長宗我部元親さんの腹心として活躍したのが、毘沙門の滝の下にあった滝本寺の栄音と非有。特に非有さんは、安国寺恵瓊、滝本寺非有と並べて「一対坊主」と呼ばれたという話が「土佐物語」にあるけど、真相はわかりません。
その滝本寺は、今はもう、ない。2013年に紹介した際、その湖底に沈んでいるらしい、と書いたのでした。ところが。
今朝、立ち寄ってみると、すぐ下流で大規模砂防ダム工事が行われていて、湖、なくなってました。そして、この写真のように、川底、湖底が顕わになってました。
僕が見た感じでは、滝本寺の痕跡は、見当たらない。この少し下流で大きな砂防ダムが建設中でしたので、その工事中に何か出てこんかったんでしょうかね。こんな工事やること知ってたら、工事前に見に来たのにね。
滝本寺が湖底に沈んでいる、という話も、非有さんが、安国寺恵瓊、滝本寺非有と並べられて「一対坊主」と呼ばれたという話も、今となっては伝説。
でもこの毘沙門の滝は、弘法大師の昔から、ここで落ち続けている滝。市街地のこんな近くに、こんな素敵で迫力のある滝があることは、もっと知られてもいいよね。ここへ来る人くらいしか知らないのは、もったいないよね。
砂防ダムができたら、ここはまた湖になるのでしょうか。川底に降りてこのアングルから撮影できるのは、今だけなんでしょうか。