土佐人は、外で〔7263〕2023/03/05
2023年3月5日(日)晴れ!
みんな楽しそう。
昨日から「土佐のおきゃく」が久々に本格開催で、中央公園を中心に、あちこちで色んな催しが行われてます。メインはやはり、開放的なスペースで、楽しみながらお酒を飲むこと。なんかもう、みんなあ、待ちかねちょった感が溢れていて、面白かったですねー。
僕も夕方、覗きに行ってました。中央公園は知り合いだらけ。それぞれ楽しんでいて、コロナはどこ行った?てな感じでした。
今回は、丁度コロナ感染者も減ってきてて、5類移行も近いというタイミング。なのでみんな、あまり不安も感じずに楽しんでおるんでしょうね。
こんな雰囲気、本当に久しぶり。コロナ前に戻ったかのよう。ただ、土佐の返盃だけは、戻ってません。さすがに。それ以外はね。もう、すっかり、土佐の大おきゃく。
写真は今朝、開店準備中の中央公園。天気もエイし、今日も賑わうんでしょうねー。やっぱし外は、エイ。
土佐人に限らず、かつての日本人は、外で飲んだり食べたりするの、好きだったと思います。でもやはり、土佐人は特別やったのかも、知れません。藩政期の浦戸湾の絵図見ると、あちこちの浜辺や島に緋毛毯広げて「おきゃく」をしてますねー。
幕末の鏡川河原で毎夜毎夜繰り広げられた「のえくり」と大騒ぎは、土佐人の気質がよく現れていると思う。まったく同時期、全国的には「ええじゃないか」が大流行しておった訳やけど、土佐の高知では「のえくり」「大仏踊り」と、河原での大おきゃく。「お酒飲んで楽しむ」という要素が、必ず入ってしまうのでした。
そんな気質が「よさこい」を生み、「ひろめ市場」を生み、そして「土佐のおきゃく」を生み出したのかも、知れません。
で、飲むだけでは楽しくない。「何かを楽しみながら、オープンスペースで、飲む。」ことが大事やね。「土佐のおきゃく」では色んなイベントが用意されてるけど、昨日今日は「ラララ春まつり」もやってます。僕らが始めた「ラ・ラ。ラ音楽祭」の春バージョン。春のやわらかな日差しを浴びながら、生ビール片手に音楽楽しむのも、いいね。11:40頃、ここへ行ってみるのも、いいね。
やはり土佐人は、お酒も音楽も、外で。