20回目の初日の出〔7200〕2023/01/01
2023年1月1日(日)快晴!
あけましておめでとうございます!
2023年がはじまりました。2023年元旦。「今日のにっこりひまわり」を始めてから、20回目の元旦。そして20回目の初日の出。節目なので、原点でもある久枝海岸からの初日の出を拝んで参りました。
それにしても良いお天気。初日の出スポットだけあって、早朝からたくさんの善男善女が、初日の出を拝んでおられました。例年より多かったんではないでしょうか。
コロナになってからは3回目のお正月ですね。始まった当時は、こんなにも長引くとは思ってもみませんでした。「ワクチンができるまでは、収まらんろう」みたいな話を、みんなでしていた3年前。ところがワクチンができても飲み薬ができても、こんな感じ。甘かったねー。
つまり、人類はこれから、感染症があるのが当たり前の社会で、暮らしてゆくことになるのかも知れません。世の中、何が起きるかわからない。
ロシアがウクライナに軍事侵攻する、という話も、「まさか」でございました。世の中、何が起きるかわからない。
そんな地球で、僕らは生きてゆく。1日に1回地球は自転し、1年に1回太陽の周りを公転する。なので、1年に1度、初日の出を迎える訳やけど、日本の太平洋側に住んでいるお陰で、こうやって毎年、海から昇る初日の出を拝むことができる訳で、これはなかなかの幸運なのかも、知れません。
去年は、本当に色んなことがあり、僕らの業界も、特に酪農業は、大きな打撃を受けました。生乳が過剰状況の中で値上げは難しい、という大手乳業などの抵抗で乳価の値上げが進まず、やっと11月に改訂されました。いろんなものが値上がりする中、11月からの値上げ。業界が想定していたほどは消費が落ちず、取り敢えず一安心しながら年末を迎えております。牛乳を飲んで下さっている皆様、本当にありがとうございます。
牛乳の需給って本当に難しくて、行政もメーカーも、ここは、長期的視野を持たんといかんところやけど、なかなか学習能力がないのが寂しいですね。
あと、高知県では、学校給食用牛乳に関連して、コロナ対策地方創生臨時交付金を使って酪農家さんの負担を軽減することができました。高知県畜産振興課、Good Job!
この交付金は、一番困っているところに有効に活用すべきもの。そういう意味では、いい使い方だったと思う。ところがところが。
他県では、その活用を酪農家団体が申し入れたところ、そんなものはもう、残ってない、と門前払いだったところもあると言います。そして、この記事。こんな記事。交付金を、効果が少ないとされる「ばらまき」に使った自治体が全体の3割って、なんだそりゃ。地域振興券のこと、もう忘れたんでしょうかね。学習能力が、寂しい。
元旦早々、こんなこと書いているのは、今年こそ、こんな社会、こういう状況だからこそ、みんなで知恵を絞って、長期的視野に立って、地球を良くしていく年にしたいから。
にっこりひまわり20回目の初日の出に、そんな願いを託し、今年を、みんなにとって良い年にするという気持ちを新たにして、拝んで参りました。
さあ。新年。良い年にしましょう。本年も、どうかよろしくお願い申し上げます!