山頂の風景は、既に変わっていた〔7162〕2022/11/24
2022年11月24日(木)
昨日行った三宝山を会社から見ると、こんな感じ。あの目立つ西洋風お城のオブジェは、香長平野のみならず、かなりの広範囲から見ることができるランドマーク。よくぞつくってくれました。
龍河洞スカイラインと、三宝山スカイパーク、スカイレストができたのは、昭和48年のこと。僕はまだ小学生だね。そしてスカイパークが閉まったのが平成9年で、スカイレスト閉店が平成15年。あの西洋風のお城はその名も「シャトー三宝 四万十の風」。四万十ブームに乗っかっろうとした名前が、今となってはなかなかに、ファンキーだ。
で、本社棟2階からの山頂写真。以前撮ったのはこんな感じ。そう。いつの間にか、山頂の四角く突き出た部分が取り崩されているではありませんか。見比べたら一目瞭然。標高も、既に265mではなくなっているんでしょうね。さてさて。どんな姿に生まれ変わるんだろうか。
地理院地図で、航空写真を見てみよう。スカイパークとかができる前、自然な中の三宝山は、こんな感じ。そして、スカイパークができました。山、結構切り崩してること、わかります。現在の地形を陰影起伏図で見てみるとこうだから、竈門神社とか浅間神社とかの神様エリアを残して、かなり大胆に整地していたことが、わかります。なかなかの、土木工事。今、再び土木工事が行われ、休眠状態になってから20年の歳月を経て、新しく生まれ変わろうとしている、三宝山。
実は、4年ほど前、こんな記事がありました。結局、その壮大な構想は取りやめになり、その後、技研さんが手を挙げて今の状況になっている訳で、あの素晴らしい立地を活かす計画ってのはなかなかに難しい、ということも、わかります。
4年前の計画では、ワイナリー、カフェ、熱気球体験といった文字が並んでます。ワイナリーについては、井上石灰さんが、あの山頂ではないにしても三宝山麓から上がったところでオープンさせました。
技研さんがどんな計画なのかは存じ上げません。が、恐らくは魅力的な構想を練っておられると思いますので、来夏に、期待したい。
僕は自分で何をする訳でもなく、無責任を極めながら夢を語っている訳です。まあ、夢を語るくらいはいいのかと。
もちろん子供も楽しめるしつらえになるでしょうし、当然、あの眺望を活かした施設にはなるでしょう。カフェもいいし、夜景を見ながら井上ワイナリーのワインが飲めたりするのもいいですよね。以前にも書いたけど、のいち駅辺りからシャトルバスを出して、ゆっくりまったり飲みに行けるようにしてくれたら嬉しいねー。あと、あの特徴的な地質がわかるような施設も欲しいところ。突然の「四万十の風」みたいにブームにあやかろうとしたみたいなものではなくて、三宝山ならではの、施設。
いや、採算無視した勝手な妄想です。ごめんなさい。勝手な妄想です。
なんせ、20年振り。劇的に地形も変わってきている三宝山。来夏を、期待したい。