台風と地震〔7096〕2022/09/19
2022年9月19日(月)台風
台風14号が通過中。雨は、時折激しく降るけど、高知で言うところの豪雨というほどではありません。今のところ。強烈なのが、風。昨夜からの強風は、まだまだ続きそうで、じっと耐えるしかありませんね。そんな台風通過中でも、世の中はまわってゆく。乳牛は台風にも関係なく仕事するし、お客様も待ってはくいれないので、今日も朝からいつものように工場は稼働しています。
いつもは積み上げている空クレートも、今日は散乱しないようにしてます。
近畿便のトラックは、弊社のベテラン物流担当者が、お客様のご了解を得た上で、今日の荷物も昨日のうちに運んでしまったので問題なし。この判断を木曜日にしてたのは、さすが。
写真は会社の裏、物部川の土手。堤防の草が強風になびき、木々は風に煽られて、今にも折れそう。水量はというと、増水はしてるけど、今のところそんなでも、ないです。まだ、物部川上流への雨もそんなには、降っていない。まだこれから列島縦断なので予断は許しません。
それにしても、こんなに強い勢力で本土に上陸する台風って、なかなかないですよね。驚きました。テレビでは、これでもか、というくらい注意喚起を行ってて、この効果は大きいと思います。昔、天気予報がなかった時代には、突然降り始める豪雨や、突然吹き始めて長時間続く暴風には、それこそ翻弄されていただろう、人類。
物部川も、野中兼山の時代から、大雨が降っても、可能な限り、現在のこの流路を保つようにしてきました。が、それ以前は、扇状地を網の目のように流れていたと思われ、大雨になると氾濫し、その度に地形を変えてきました。そう。地形を変えるのは、普段の流れではなく、大洪水のとき。大洪水により、僕らの物部川は、幾度も幾度も地形を変え、流れを変えてきた歴史を持つ川。
大自然の動きは、僕らが思っている以上にダイナミックで、素早い。そんなダイナミックで素早い大自然と折り合いをつけていくしかない、人類。
で、昨日、台湾で地震がありました。映像を見る限り、かなりの被害が発生しているようで、心よりお見舞いを申し上げます。日本にとっては幸いなことに震源地が内陸で、津波の心配はなかったけど、これもまだ予断を許さないと気象庁は言うてます。
この地震が教えてくれるのは、大自然は容赦ない、ということ。大自然は時と場合を選んでくれない。地震や津波を想定しながら訓練してても、想定を超える事態になる可能性があるのが、大自然。豪雨で大洪水が発生している時に、南海地震が起きて大津波がやって来ないとも限らない訳で、僕らにできることは限られているけど、少なくとも心構えをしてるとしてないのでは大きく違うとは思う、昨日今日。
今日は敬老の日。こんな敬老の日は、家の中で、静かに敬老するのも、いいね。
僕も、この日に敬われる年齢が近づいてきている事実に愕然とする、敬老の日。