天気予報は難しいね〔7079〕2022/09/02
2022年9月2日(金)晴れ
晴れた。晴れました。暑いねー。今朝、出勤してきた5時頃には結構激しい雨が降ってたのに、晴れました。雨上がりで気温上昇は、蒸し暑くなることを意味してて、今日は熱中症注意の1日になりそうです。熱中症予防には、もちろん牛乳。例年、9月は生乳が足りなくなって騒動する時期やけど、今年はそうでもないので、どんどん飲んでください。酪農家さん、大変ですきに。
しかしまあ、天気予報ってのは難しいですね。この8月、週間予報では傘マークがかなり多かったけど、実際は晴れた日が多かった気がします。天気図などのデータから雨が降りやすい予報になったんだろうけども、今の気候は一筋縄ではいかんのか知れません。知らんけど。
で、今朝の高知新聞の見出しが、これ。
「梅雨明け 7月22日でした」
まあ、そりゃそうやね。そもそも6月28日に「梅雨明け」となった際、修正もあり、みたいな伏線張ってましたもんね。近年の気候変動は、従来の「気候を表現することば」の意味を変えてきているのかも知れんね。気象庁も大変だ。予報のやり方、表現を変える必要があるかも。
「昔から『梅雨』と言われてきた雨が降りやすい状況になっていますが、そろそろその状況も終わりかけているようにも見えます。しかし今後のことは断定はできません。これからもひょっとしたら雨が多い日が続く可能性もあるので、そのつもりでいてください。」
これって、昔の冗談の「明日は晴れまたは曇り、雨が降るかも知れません」というのに通じるかも知れんけど、なかなか予報が難しい地球になってきているのは本当かも知れんね。知らんけど。
ところで、こないだからハマっております「気象適応の日本史」には、数十年単位の、気候の「中周期変動」が、人間社会に大きな影響を与えてきたのではないか、と書かれています。その中周期変動の振れ幅が大きくなるのが、理由はわからんけど400年周期なんだそう。
以前にも書いたけど、数百年単位の長周期変動は、変動しているうちに適合していくし、1年2年の短周期変動には、食糧の備蓄などで対応してきたのが、人類。ところが中周期は、どちらの適応もできず、大きな影響を受けやすいんだって。
過去、その中周期振動の振れ幅が大きくなったのが紀元200年頃、600年頃、1000年頃、1400年頃。弥生時代が終焉を迎え、律令制の古代国家が成立し、荘園制が広がり、応仁の乱からの戦国期を迎える。なんかコジツケっぽい気もするけど、関係ありそうな気も、します。
ところがそのグラフ見てると、近年がずうっと振れ幅が大きい感じね。この説によれば、地球は、ずうっと社会変動が起きやすい状況にあるとも言える訳で、これからどうなるんだろう。
ともあれ、天気予報って難しい。
AIくんはどこ行った?