焼坂〔7026〕2022/07/11
2022年7月11日(月)晴れ
今朝は、四万十町。四万十町と言われても、僕ら世代にはなかなかピンとこんけど、要するに窪川。仕事で来てます。
先日の台風で、線状降水帯のようになって相当の雨量を記録したのが、久礼から窪川にかけてでした。国道56号は久礼の焼坂と久礼町内で通行止めになってたけど、今は片側交互通行になってます。写真は、その片側交互通行で止まった際に撮影した土砂崩れ現場。人的被害がなくて、何よりでした。
地球の様子も気候も、恐らくは人類の所業のせいで、随分と急激に変わってきてます。毎年のように、数十年位一度といった雨量がどこかで記録され、想定を超えた豪雨災害が発生してますな。
今回豪雨が降った焼坂。やけざか。
安和から久礼へと抜ける峠が焼坂峠。山越えの往還は遍路道でもあり、標高228m。なかなかの難所。標高228mを越えるとなると、ちょっとした登山ですきんね。焼坂という名前については、途中の草を焼いたから、という説と、急坂で身体が焼け尽くしたから、という説があるみたい。後者の方が魅力的やけど、後付けのような気もしますねー。知らんけど。焼坂。
で、そのルートは大正9年に県道高知中村線となり、その重要度は、増す。今度、行ってみなくっちゃ。しかし、その道もかなりの難所なので、昭和5年には安和から海岸線を通って久礼へつながる道が整備され、そちらが県道に。その後、国道に昇格。
そして。
昭和45年、全長966mの焼坂トンネルが開通して、現在のルートとなり、かなりの時間短縮が図られた、とのことやね。なるほど。
今回、大雨による土砂崩れで通行止め。昨日、片側交互通行に復旧。でもその間、不自由はありませんでした。無料の高速道路ができてたからね。
そんな訳で、四万十町窪川で仕事してから、四万十市へ向かいます。
四万十市と言われても、僕ら世代にはなかなかピンとこんけど、要するに中村。地名ってのは、難しい。