橋本先生と佐々木選手〔6935〕2022/04/11
2022年4月11日(月)晴れ
それにしても昨日は、良いお天気ということもあって、街の人出、多かったっすねー。車も多くて道も混んでました。新規感染者は減らんけど、そろそろ出口に向けて社会が歩み始めているような気がします。
僕は、母と「ひまわり」を観てきた訳やけど、中央公園では食でウクライナを支援するイベントが行われていたようです。
今朝の新聞にも、モスクワ在住の女性の手記が掲載されてて、ロシアでの報道、プロパガンダについて書かれてました。確かにネットにはフェイクも蔓延するし、メディアリテラシーの重要さが増してくる昨今やけど、報道を国が統制する、ということの弊害は、僕ら日本人は骨身に染みてわかっているでしょう。ゴルバチョフが、その改革の一番の中心に据えたのが「情報公開」だったという事実は、重い。
今朝の新聞で興味深かったのが、この右手の記事。南海トラフの「スロー地震」が、プレート境界の「形状」に左右されるという研究結果の記事。この研究を主導しているのが、高知大学の橋本教授。おう。橋本先生ではないか。
そう。もう5年近く前になります。NHKのブラタモリ高知編で、ご一緒しました。番組を通しての案内人が僕で、西分メランジュなどの地層、地形、成り立ちについて解説してくれたのが、橋本先生でした。穏やかでクレバーなお人柄。良い時間を一緒に過ごさせて頂いたことでした。
あのときに、高知の太平洋岸のメランジュが、プレートテクトニクスを世界で初めて実証した地層である、みたいな話をお聞きして、とても勉強になりました。
あれから5年。頑張ってますねー。
巨大地震というものは、いつどこでどれくらいの地震が発生する、という正確な予知は不可能ということが、わかっています。世の中はべき乗則でできているから。でも、確率の向上、という研究は大切。いったいどの辺にどのくらいのエネルギーが溜まっているのか。それが一気に放出する活率はどれくらいなのか。その場所はどの辺なのか。
そういう意味で、この研究は、来るべき南海トラフ大地震の予測に、大きな影響を与えるものかも知れません。
陸前高田で、小学校3年生で東日本大震災に遭い、父や祖父を亡くした佐々木朗希少年が、昨日、完全試合を達成しました。もう、そんな歳月が流れました。あの地震をきっかけにして、地震予測の研究は大きく進展しています。
その中心で頑張っておられる橋本先生。
この話も詳しく聞いてみたいので、久々にお会いして、飲んでみたいと思いました。
佐々木選手や橋本先生に負けないよう、頑張らんといけません。さあ。仕事仕事!