それが新聞〔6890〕2022/02/25
2022年2月25日(金)晴れ!
冷やいねー。
朝、新聞開くと、ウクライナのことやらコロナのことやらで気が滅入るような記事が目に飛び込んできます。なんとか、良い地球にしていきたいね。いや、ホント。
そんな訳で、少し明るくなるような記事も。そうそう。最近かなり楽しく読んでるのが、以前にも紹介したことのある「美しき座標 平民社を巡る人々」という連載。今は第5部「獄中生活」で、これもなかなか興味深い内容。さすが、高知新聞。これ書いてる天野記者にこないだお会いしたので、これからも期待してる旨話して、応援してきました。
今朝は、その隣に「長宗我部研究最前線」で、岡豊城の歴史的な立ち位置とかを解説してて、これもまた僕のツボ。朝の新聞は、楽しいねー。
読み進めてると、23面に、「赤岡の旧商家 再生進む」という見出し。おう。赤レンガ商家」ではないか。以前、その美しいイギリス積みのレンガ塀とともに書いたこと、あります。明治期に建てられた美しい建物は、この記事によると、取り壊される直前だったんだそう。それを、住民や専門家たちの努力で残すことになった、という快挙。この見出しにあるように「住民らが8年かけ室内修繕」というのが、すごい。今は、ワークショップやクラウドファンディングなどの手法をフルに使い、見事に再生して、カフェとか演劇場とかに利用できるようになりました。素晴らしいね。今後、大屋根の修復にも取りかかると書いてます。楽しみ楽しみ。
赤岡は、界隈では最も栄えた商人の町。なので古い商家の建物とか、立派な建築物も多いので、こういう取り組みで、町がどんどん魅力的になってゆきます。
あと、24面。少し寂しい記事。中村、一條神社の看板ネコ、チビが天に召された、という記事が、目をひきました。推定15歳。夏祭りの日に参道に迷い込んだ子猫を宮司さんが保護し、神社の看板ネコとして親しまれ、可愛がられてきたというチビ。
僕は、2015年7月の暑い朝、初めてお会いしました。そこにも書いてるように、神社の「願掛神木 ¥200」と書かれた箱の上に鎮座し、まるで置物のようにたたずんでいた、チビ。その時は、看板ネコとも知らんかったので、驚いた驚いた。そしてあのとき、僕は、そのネコを神様と思ったのです。
そう。やはり、神様だったのでしょう。僕は勝手に、この一條さんの神様の1柱として、これからも尊崇していきたいと思ってます。
朝の新聞を読む時間。嫌なニュース、深刻なニュースもあるけど、勉強になる記事、楽し記事、寂しい記事もすべて、ある。それが、新聞。