佐川町、酒蔵の道〔6870〕2022/02/05
2022年2月5日(土)晴れ、山は雪
来年の朝ドラ、牧野富太郎さんのお話になることが決定した、ということで、高知県、妙に盛り上がっております。まあ、牧野先生、朝ドラに相応しいキャラクターのイメージありますもんね。やっと、という感じでしょうか。
高知には、牧野先生ゆかりの場所がいくつか。中でも、県外の方々に自慢できるのは、もちろん牧野植物園。あんな素敵な施設が高知にある、という奇跡ね。素晴らしので、コロナがおさまったら、ぜひぜひ大勢の皆さんに訪れて欲しい牧野植物園。
そして、出身地佐川。
佐川。いい街です。藩政期には、土佐藩の有力者深尾氏が本拠とし、文教の町でもあって、維新期には幾多の英傑を輩出した、佐川。今も、旧青山文庫の建物や古い街並み、青源寺や乗台寺の素敵な庭など見どころ満載。もちろん司牡丹の酒蔵も、いい雰囲気を醸し出してます。
今朝は、仕事で国道33号線を走ったので、佐川の街中を通ってみました。青山文庫の入り口近く。酒蔵がいい味出してます。向こうの山は、雪化粧。そう、今日の四国山地は雪なのでした。
朝ドラは来年。来年までにはコロナも収まって、観光客さんとかで賑わうといいね。僕も、佐川のいいところ、ご案内できます。
この写真撮った場所から南へ上がったところに青山文庫。そして土佐三大庭園のひとつがある、青源寺。そして桜の名所、牧野公園。今年の花見はできるでしょうか。
この通りには「酒蔵の道」という名前がつけられてます。この向こうで、牧野富太郎先生は生まれました。そんな歴史も感じさせてくれる通りですな。
この左手の、白壁の蔵。土台部分の石積みをご覧ください。なんという立派なチャートの石f積み。このチャートの亀甲積みは、国道33号線名物かも知れません。いや、立派だ。
石と言えば地質。佐川には、「佐川地質館」という秀逸な佐川町立の施設があります。夥しい化石。そして石の標本。マニアには堪らない展示が、ごくごくごくごく一部の人間を楽しませてくれます。牧野博士もビックリ。ホームページを開いてみたら、「Adobe Flash Playerのサポートは終了しました」の表示が溢れてて、なんか、考古学的な状況になってました。頑張れ、佐川町。来年の朝ドラまでには、なんとかしといた方がいいかも知れんね。もし来年、県外からのお客様を佐川にご案内するとしたら、ぜひとも訪問したい、佐川地質館。興味、ないですか?
と、見どころ満載の佐川。この「酒蔵の道」を進んでいくと、司牡丹さんの「平成蔵」があります。そう。現在、お酒を製造しているメインの蔵。その前を歩いているおんちゃんが居ました。司牡丹の製造責任者、Aさんではないか。早朝からお仕事されてるんですね。ご挨拶して、朝ドラへの期待を話してきました。
雪がチラつく、いい朝でした。