未来を創り上げていく100周年〔6838〕2022/01/04
2022年1月4日(火)晴れ!
今日からお仕事、という方も多いと思われる、1月4日。みなさん、どんなお正月を過ごされましたでしょうか。僕は、例年とは少し違ったお正月で、心身ともにリフレッシュし、新しい年を始めることができてます。お天気が良くて、よかったよかった。
年明けてからの高知新聞では、高知での住宅事情みたいな特集が始まりました。高齢化社会を迎え、高知市で最近顕著になってきたマンション熱について、書かれています。そう。世の中の構造が少し変わってきた、この10年。10年前に、こんな感じになることって、予想できてましたっけ?
ああ。未来予想の難しさよ。
で、未来って、予想するだけではなくて、創り上げていくものだったりも、します。もちろん僕ら一市民が社会を動かすってのはなかなか難しい訳やけど、「こうあるべきだ」「こうあって欲しい」と思うのは誰でもできる訳で、そういう妄想は、決して無駄ではないと思う今日この頃なので、あります。
そんな訳で、加速する高齢化社会と、地方の疲弊、衰退。そんな中で公共交通機関はどうあるべきか、という視点で、現在実施されている「とさでん交通」の日祝日無料デーの取り組みを見てみると、面白い。
今朝の高知新聞「小社会」。そこには、お正月の無料電車、無料バスに乗った話が書かれていますね。電車とかは満員やったけど、乗った郊外行きのバスは乗客は自分だけだった、という話。そして興味深いのが、土佐電鉄と県交通が合併する際の県交通社長の話。高齢化が進めば公共交通の重要性は増す、という通説を、その社長は「僕は信じていなかった」という内容でした。
そうやね。
そう。公共交通って、簡単にバラ色の未来を描いたりしがちやけども、実際にはそうはならない。例えば、東海道新幹線の開通によって、日本社会における大阪の地位が大きく低下したりしたのも、そう。
だから、未来を築き上げていくには、積極的で弛まぬ努力と実行と、そして夢が必要なんだと思ってます。この無料化でたくさんのお客さんが乗って、「これを機にひとりでも多くファンの獲得を」ではないと思う。「この社会実験の結果を検証して、地方の常時無料化も含めて、未来の社会、未来の公共交通のあり方を考える」のが正しいのではないか、などと、正月早々初妄想を暴走させてます。まあ、それはそれとして、そろそろ仕事を始めましょう。
今年、ひまわり乳業は創業100年。新しい未来を「予想」するのではなく、新しい未来、素敵な未来を「創り上げていく」100周年にしたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます!