DMV、室戸へ〔6830〕2021/12/27
2021年12月27日(月)晴れ!
寒いね。かなり寒い。山は雪。
そんな年末ですが、一昨日の12月25日、いよいよ世界初のDMVが運行を始めましたねー。DMV。デュアル・モード・ビークル。線路の上を走ったり道路を走ったりできる、文字通りハイブリットな公共交通機関。2021年に、間に合いました。
以前、トヨタのプリウスが発売になった時のキャッチフレーズが「20世紀に間に合いました」やったこと、思い出すね。もう、20年以上前のことになるのか。こないだやったと思うたけど。ああ。
で、あれ以来、ハイブリッドという言葉が一般的になった訳やけども、このDMVこそハイブリッドという言葉に相応しい気がします。
こないだから書いてるように、室戸まで走るのは日祝日の1往復だけなので、室戸では今ひとつ盛り上がりに欠けてるとのこと。ここはぜひ、室戸までの運行を増やして、DMVここにあり、というのを見せて欲しいねー。昨日初めて室戸まで走ったDMVの写真が、今朝の高知新聞に載ってます。
今回スタートしたDMVはマイクロバスを改造して作ったものだから、ディーゼルエンジン。そこがちょっと、アレ。ぜひぜひこれから発展させて、電気駆動のDMVになったらいいね。未来の乗り物、電気駆動のDMV。
その開業をこないだから高知新聞さんが詳しく伝えてます。このページから、初日の動画を見れます。いいねー、楽しそうで。何がいいって、青いDMVの運転手さんのマスクが青で、赤いDMVの運転手さんは赤いマスクをしてるのが、いい。洒落てますな。こういう遊び心が、いい。
場面としては、動画6分50秒くらいの、バスモードから鉄道モードに切り替わるところがいいね。サンダーバードみたいで。
話は変わるけど、以前にも書いたように、JR東海は、採用試験で鉄道マニアを排除するらしいね。鉄道が現実であり、リアルに合理的に利益を追求する人材を求める、ということなんでしょうかね。知らんけど。
でも、どうなんだろう。圧倒的に利益体質のJR東海と、赤字体質の地方鉄道。これからの日本を考えるに、鉄道の未来を考えるに、鉄道にロマンを求める人材も必要になってくるんではないだろうか。例えば、リニア新幹線が開通した後の東海道新幹線に、食堂車を連結するとかね。
最近、新幹線にビジネスに特化した車両をつくった、みたいな話があったけど、それもいいけど、旅情を掻き立てる方向があってもいいよね、などと思うのでした。
そして、DMVも、旅情をかきたてる方向に、うまく進んだらいいな、などと思うのでした。
それはともかく忙しい年の瀬。みんな頑張ってます。生乳処理も、佳境を迎えました。みなさん、牛乳いっぱい飲んでくださいね!