イモネノホシアサガオが気になる話〔6734〕2021/09/22
2021年9月22日(水)薄曇り
一昨日、イモネノホシアサガオのこと、書きました。今、会社の、僕の部屋の窓から見えるのは一面のイモネノホシアサガオ。芋根の星朝顔。
僕の部屋を外から見てみたらこんな感じになってて、我が物顔やねー。イモネノホシアサガオ。で、街中でもあちこちで見かけるこの植物やけども、ネットで調べてみたら、まだ、ウィキペディアの項目にも立ってないのでした。つまり、今まではメジャーでもなく、重要でもなく、興味も持たれないような植物だった訳だ。こんなに目立つのに。
で、一昨日も書いたけど、これが食べれるのかどうかを書いたページも発見できませんでした。まだ、誰も試してないんでしょうかね。「なべの会」には頑張ってもらいたいが。
この写真。イモネノホシアサガオだけではなくて、丁度、彼岸花も真っ盛り。ツユクサも可愛らしい。
イモネノホシアサガオの紫、彼岸花の赤、ツユクサの青。とてもいい感じで、僕に絵心があったら絵に描いてみたい風景ですね。絵心ないけど。
食べれるのか食べれんのか、という話で言えばこの彼岸花。特に根っこには毒があって、モグラとかを寄せ付けんので田んぼの畦に植えた、みたいな話、聞いたことありますよね。でも、水に晒して手間暇かけて毒抜きすると、食べれます。昔、飢饉の際の「救荒植物」として重宝された、という話も、聞いたこと、ありますよね。
そもそも植物には植物の生存戦略があって、草食動物に食べられることを想定して生きている訳ではない。むしろ、繁殖する為に、無闇に食べられんように毒性を持ってたりするのが当たり前。生きていくのに重要な根っこの部分は、特に毒性が強かったりします。
彼岸花も、根っこをそのまま食べたら腹痛、下痢で大変なことになるそうで、それを最初に毒抜きして食べた人って偉いと思います。飢饉で、背に腹替えれん極限状態だったのでしょうか。ナマコとかホヤとかを最初に食べた人も偉いけど。
イモネノホシアサガオの話でした。
「芋根の」というくらいあって、根っこは、ヤマノイモに似てるんだそう。これまたネットでいくら探しても、「根茎がヤマノイモに似てるから芋根」という記述は散見されるものの、その写真がなかなか見当たりません。仕方ないので、今度、僕が掘り出して紹介します。が、とにかく芋は芋らしい。こんだけ繁殖力の強い植物なので、根っこが食べれたら、立派な「救荒植物」になるのにね。もし、毒があっても、彼岸花みたいに毒抜きして食べれんのでしょうか。こないだから気になって気になって。どうでもいいですか?
今年は特別、一面にはびこってきたので、朝からそんなこと考えてます。
まあ、花は可愛らしいし、アレルギーとかも起こさんみたいなので、セイタカアワダチソウみたいには嫌われてないイモネノホシアサガオ。でも、繁殖力、すごい。根っこ、食べれんのだろうか。