やまや 廻転まん 一個三十円〔6704〕2021/08/23
2021年8月23日(月)薄曇り
まだホッコリせんお天気が続きます。今週末くらいから、なんとかかんとか晴れマーク。こんな8月、経験したことありません。コロナやしね。
コロナで、皆さん、いろんなことして過ごしておられると思うけど、そんな一つにアマゾンプライムビデオがあります。契約しとくと、結構たくさんの面白い映画が、家で見れます。最近観てなかったけども、久々に覗いてみたら、こんなのが視聴可能になってました。
そう。ドリフターズの12作目の映画。1973年製作。僕が小六なので、とにかく人気絶頂のドリフ人気はすごかった。凄まじかった。
この「大事件だよ全員集合!!」は、荒井注の最後の出演だとか、見習い中の志村けんが端役で出てるとかいった話題の映画やけども、僕にとってはとてもとっても懐かしい映画なのであります。
まあ、ストーリーとかはまあ、あの当時の軽いノリでお手軽感満載。実にバカバカしいD級なのでありますが。ロケ地が高知なんですね。土佐清水、足摺界隈でかなりロケをやってます。それだけではなく、高知の街中でも、少しだけ、ロケしてます。今となっては、なんであんな街中でわざわざロケやったのかは、謎だ。
と、申しますのも。
映画で、開始から20分15秒くらいのところに出てくるお店。回転マンを焼きながら売ってるお店。あれは「やまや」という食堂で、今のひろめ市場のところにありました。
以前にも、一度ご紹介してます。たぶん、この辺りだねー。
この映画では、店内の風景は出てくるけども、その舞台は東京で、わざわざこんな高知のお店で撮影することも、なかった訳だ。だって、ものすごい野次馬でしたもの、これ撮影してる時。あの群衆整理のこと考えても、映画での演出考えても、敢えてあんなに人が密集するようなところでやらんでも良かったんではないか、と思った訳です。まあ、どうでもいいですが。
で、これ撮影してるとき、僕は、追手前小学校のベランダ(この十字の場所辺りね)から、その撮影と群衆を見下ろしていました。そう。だから、この場面の近くに小学生の僕が居たのであります。まあ、どうでもいいですが。
「やまや」の回転マンって、30円やったのか。あと、夏はかき氷があって、お汁粉みたいなのもあったと記憶する「やまや」さん。嬉しいのは、この画面。奥に加藤茶と仲本工事が居るのはいいとして、右端に「やまや 廻転まん 一個 三十円」という普段から貼ってる表示が見えてること。回転マンは、正確には「廻転まん」だったのでした。勉強になりました。
この場面を懐かしいと思いながら見る高知市民って、結構多いんではないでしょうか。
それにしても凄まじい人気でした。ドリフ。ドリフを一目見ようと、この前の、小学校西側の道を埋め尽くした群衆の風景を、今も忘れられません。もう、半世紀前の話やけど。