ソフトヨーグルトの新聞広告、昭和55年〔6615〕2021/05/26
2021年5月26日(水)晴れ
晴れてますが、日中の気温はそんなに上がらんみたい。上がって欲しいですけどね。夏がとっても待ち遠しい。コロナ退散コロナ退散。
で、これが新発売のキーホルダーの現物。リープルとコーヒーと牛乳の三種類。ラバー素材で素敵な触り心地のキーホルダー。僕も3種セットを早速購入しました。このうちコーヒーのやつは、6月のキャラクター名前募集キャンペーンの賞品になってます。ぜひぜひ名前、考えてみてください。
で、このコーヒーのキャラクターがいつ頃から登場してるのか調べてみようと、過去の新聞広告などを物色してみたんですね。結果、見つかりませんでした。だから、謎は謎で謎のまま。
でも、懐かしい商品やら広告やらがたくさん出てきたので、今朝はその中からこの広告を紹介してみましょう。ソフトヨーグルト。
そう。ひまわりソフトヨーグルトは、高知県民の皆さんに長年親しんでいただいているヨーグルトのロングセラー。そのソフトヨーグルトも、販売開始の頃は瓶入りでした。こんなの。使ってたビンも残ってます。
当時、日本でヨーグルトというとハードタイプが主流でした。ハードタイプというのは、寒天やゼラチンなどの糊料を使って固くしたヨーグルトのこと。食感が少しツルンとしたやつね。それに対してソフトタイプというのは、寒天やゼラチンを使わず、乳酸菌による発酵だけて固くなったヨーグルトのこと。現代だと、こちらが主流で当たり前やけど、当時のニッポンは、そうではなかった。
そんなハードタイプ全盛の頃、地方乳業メーカーとしてはかなり早い時期に、弊社はソフトヨーグルトを発売しております。発売したのはいつ頃かは例によってよくわからんけど、この新聞広告は昭和55年のものだ。1980年。今から41年前。
時代を先取りするひまわり乳業。
その少し後になるけど、低温殺菌牛乳を始めたのも早かった。ひまわり乳業は、日本では屈指の早さで、低温殺菌牛乳も始めました。
そして今、ストローレス紙パックという取り組みも時代を先取りしております。高知という地方なのに、いや、地方だからこそ、新しい取り組みに飛び込んでいけるのかも知れません。
このソフトヨーグルトの広告、なかなかよくできてますな。シリーズ化してました。まだ僕が大学1年生の頃の広告。
この5年後、僕が入社した頃も、まだビン入りでした。その後、カップ入りになり、幾たびかのデザイン変更を経て現在に至ってるけども、製法などは基本、変わってません。
このヨーグルトで育った高知県民さんも多いと思います。これもひとつのソウルフード。
ソウルドリンクやソウルフードを作るひまわり乳業ですが、伝統を活かしつつ、常に時代を先取りした姿勢を持ち続けていきたいとも思っています。
昔の広告をツラツラ眺めながら、そんな気持ちを、新たにした、朝。