潮江天満宮参道〔66〕2003/06/21
2003年6月21日(土)晴れ
昨日は暑かったですね。今日もよく晴れちょります。週末に晴れるのは気分爽快ですな。
さて、今朝は潮江天満宮の参道を撮影しております。ここには大きなクスノキを中心にたくさんの古い大きな木が聳えております。鳥居や灯籠も、古いものは江戸時代からのものが結構ありまして、この神社の歴史を物語っています。
縄文の昔には、日本にはマツの木が殆ど無かったと言われてます。クスノキやシイ、カシを中心にした常緑広葉樹林(照葉樹林)が西日本一帯に広がっておりました。弥生時代にはいって、土器を焼いたり燃料に使ったりで少しづつ照葉樹林が減っていき、代わってアカマツが増えることになりました。万葉集の時代には、燃料をたくさん使う都市部周辺ではほとんどがアカマツになってしまいます。アカマツを、主たる燃料として使うことになった為ですね。松茸が豊富に採れたことでしょう。
その後も照葉樹林のアカマツ化が進攻していきました。
ところが現代では、このアカマツを燃料として使うことが無くなり、手入れをすることがなくなりました。松茸もこうなると貴重品です。
そして、縄文時代の照葉樹林の森が復活しつつあるとの夢のある説もあります。