節分祭、福豆、柊、鰯の頭〔659〕2005/02/03
2005年2月3日(木)見事に晴れ渡りました
節分祭 鬼もはだかじゃ シビコオル
今朝も冷やいですね。しび凍ります。道行く皆さんは重装備で、とても冷やそう。
昨夜は、鏡川沿いを旧鏡村まで走りに行っちょりました。高知市内の道路は概ね雪も溶けてきたのですが、ここまで遡ってきますとまだシワイですね。ぼったりしょと雪が残っちゅう部分もありまして、気を付けて走らんとすってんころりんです。ミニバイクのお姉さんが、ツルツルに凍った下り坂で立ち往生してにっちもさっちもいかんなっちょりました。
さてさて、今日は「節分」。一年には4回節分がありますが、普通に「節分」といいますと、この、立春の前日の「節分」ですね。早朝からいつもの鏡川たつくりコースで、潮江天満宮へやって来ましたが、本殿には厄除けで使用する大きな輪っかが準備され、神官さん達が早朝から忙しそうでした。本殿脇ではご覧の様に、「福豆」を販売しよりました。一袋200円。福豆1袋買うと、柊を一枚持って帰れます。ひまわり太郎は2袋買うて帰りました。へへ。
今晩帰ったら豆まきをせんといかんですな。昨年の節分の日のにっこりでも由来を書きましたので、今日は簡単に。中国では紀元前3世紀にはもう始まっちょったという疫病や災害を追い払う行事が起源。ふっるいですね~。遣唐使によって日本へ持ち帰られ、朝廷行事として行われよったがですが、江戸時代には民間での除災招福の行事として盛んになったがですね。豆は大豆を煎ったもの。生はイカンそうです。拾い忘れた豆から芽が出ると、それを目指してまたまた鬼がやってくるからなんだそうです。
柊は、先っぽに鰯の頭を差して玄関口に挿すと、魔除けになるという言い伝えがありますね。
最近コンビにで恵方寿司などというものが売られよります。これ、元々、関西地方で節分に恵方に向かって巻き寿司を丸かぶりするという風習から来ちゅうがでしょうね。「福を巻き込み」「縁を切らない」ということ。大阪海苔問屋協同組合がやりよりました「巻き寿司丸かぶり」の行事がマスコミに取り上げられ、それを見た業者が便乗して全国に広がったがやそうです。なかなかやりますな。
と、言う訳で、切って食べてはいけません。「丸かぶり」が基本であります。