夜空の国際宇宙ステーション〔6403〕2020/10/26
2020年10月26日(月)晴れ
月曜の朝。秋晴れ。心地よい一週間が始まります。
そんな朝、会社の近所の物部川橋東詰から北の空を撮影してみました。目的はISS。ISぢゃないよ、ISS。国際宇宙ステーション。弊社は、日本の企業の中でも数少ない、国際宇宙ステーションに関係する会社なのであります。そう。乳酸菌を、国際宇宙ステーションへ飛ばして滞在させ、帰還させた実績があるのであるのはご承知の通り。
ウィキ見てみると、ISSは、1998年に宇宙での組み立てが開始され、完成したのは2011年と書いてます。だから、僕らの乳酸菌が行ったときは、まだ建設途中だった、という訳か。まあ、ああいった施設なので、随時順次、ユニットが取り付けられていったのでありましょう。日本のユニットは「きぼう」。若田さんなど、たくさんの宇宙飛行士が滞在したので有名な「きぼう」。
その「きぼう」のホームページから、ISSがいつどこで見られるか、わかるようになっております。昨日、偶然、今日の朝見られることに気付いたので、さきほど橋まで行って撮影してきた訳ですな。
わかりますでしょうか。ISS。2020年10月26日、見え始めが5時22分30秒で、見え終わりが5時24分30秒。北西から北へ、低い空を飛んでゆくことになってました。
物部川橋東詰から、シャッタースピードを8秒にして、撮影。見事に撮影に成功しました。ちょっと、嬉しい。低い空を左から右へ。黒板にチョークで線を引いたみたいに、ISS。あそこに宇宙飛行士が乗って、活動してると思うと、なかなか感慨深いもの、あります。
そう言えば、JAXAは、今、宇宙飛行士募集してますね。若田光一さんのコメントとともに、こんな資料が発表されてました。
「前回の応募条件」というのがあって、11の条件が記載されてますな。残念なことに、僕は、(1)の日本国籍と(10)の普通自動車免許くらいしか該当せんので、宇宙飛行士にはなれません。
仕方ないので、こうやって見上げて眺めるだけで、我慢します。でも、宇宙へ行って帰ってきた乳酸菌は、今も植え継いで保存してるので、いつでも「宇宙を旅した乳酸菌」を利用することができる、ひまわり乳業なのであります。
宇宙ステーションって、僕らが子供の頃に想像してたのはドーナツ型やったっすよね。「2001年宇宙の旅」もそうやったし。遠心力で、重力があるみたいにしてたやつ。
あれって、どうなったんだろう。2001年、つまり今から19年前には実現してた筈なのに。
子供の頃に思い描いてた未来と、現実の格差。例えばスマホとかネットとかの環境は、想像を超える発展を見せてるけど、ドーナツ型の宇宙ステーションや宇宙移民、そして空飛ぶ車は、まだ実現していない。ちなみにGoogleストリートビューでISSの内部が見れるけど、「2001年宇宙の旅」とはえらい違いや。
ポストISSって、 どうなってるんだろう。と、検索してみたら、こんなページがありました。なるほど。月周回の有人ステーションを建設し、月や火星へ人類の活動領域を拡大していくステップとする、ということらしい。僕らが子供の頃の想像では、とっくの昔に実現してた未来やけど、やっと、動き始めるのか。
そんな未来を想像しつつ、未明の空に宇宙ステーションを見上げながら、1週間が始まります。宇宙もいいけど、仕事仕事。