暑いけど、仕事仕事〔6333〕2020/08/17
2020年8月17日(月)晴れ!
夜明け前。田圃からは鈴虫の音。よさこいが終わると(今年は終わってないけど)秋の気配が漂い始めると言うけど、本当に、そう。夜中は過ごしやすくなりました。湿度が低くなってね。しかし日中の暑さは尋常ではない。昨日も暑かったー。夕方のニュースで高知市が37.8℃と言いよりました。気象庁のデータ見ても、そう。ああ。体温よりも高いのか。
でも、温暖化とは関係なく、こういう凄い気温は、過去にもあったのでした。
これに昨日の37.8℃を入れてみると、昨日は、記録が取られ始めてから4番目に暑い日だったこと、わかります。いちばん暑かったのは1965年8月22日の38.4℃。まあ、昨日とそうは変わらんけど。
これ見てみて気付くのは、37℃を超えるような日は、意外と7月に多いということ。まあ、どうでもいいですが。
で、高知市の8月の気象データを見てみよう。昨日の最高気温は37.8℃やけど、最低気温は25.2℃。寒暖差が12.6℃あって、昼は暑いけど明け方は涼しい感じね。ちなみに1965年8月22日は、最高気温が38.4℃で最低気温は24.8℃。湿度も低めで、昨日と同じような感じ。
気象庁って、こういう詳細なデータをずうっと残してくれてるのが、すごいと思います。当時は知らんかった。夏休みが終わる頃、マジメな友人と仲良くなって、お天気を写させてもらった記憶がある人は多いと思います。僕もそうでした。あの頃、こんなデータを調べる手段もなかったけど、データ自体は存在した訳ですね。でも今は、そのデータをいつでも誰でも瞬時に見られる。すごい世の中になりました。
写真は、今朝3時半。出勤途中、東部自動車道の高知龍馬空港インターを近くから撮影しました。東の空低く、細い細いお月様。そしてオリオン座。お月様とオリオン座の間に、明けの明星金星。
金星の下の明るい場所は、新物部川橋。国道55号が物部川を渡る橋。
雲一つない夏の空。こんな天体も、どれがなんという星であるかも、調べようと思えばネットを見たら良い。いつでも誰でも瞬時にわかる。すごい時代になりました。
すごい時代になったけど、地球は、まだまだわからないことだらけ。新型コロナウィルスも、暑くなったら鎮静化していく、みたいな楽観的予想、どこ行ったんだろうか。こんなに暑いのに、ウィルスは相変わらず頑張っています。
いろんなことが便利になったけど、人類って、太古の昔から本質的に変わってないのかも知れません。地球との関係において。基本的に変わらんけど、見えてなかったことが少し見えるようになっただけ。
あいも変わらず大自然は脅威であり、技術の力で押さえ込もうとしては失敗してきた長い長い歴史を、僕らは知ってます。
このすぐ近くには、弥生時代、南四国最大級の集落がありました。その弥生の人々が見上げていた空も、今朝のこの空と似たような空で、彼ら彼女らは大自然の恵みと大自然の脅威の中で、暮らしておりました。
スマホは持ってなかったけど、地球との関係において、今の僕らとは、そんなに変わらんのではないか、と思いながら見上げる夏空。
弥生の人たちも、暑いなー、と思いながら夜明けを迎え、でも頑張ろう、と仕事を始めてたとお思います。暑いけど、現代に生きる僕らも頑張って仕事仕事!