高山「本線」〔6300〕2020/07/15
2020年7月15日(水)薄曇り
昨日、飛騨高山から仕事しながら高知まで帰ってきました。車で。二人で行ってたので、運転は半分づつ。途中、事故渋滞があったりして、なかなか時間かかりました。朝9時に高山出て、途中京田辺に寄って仕事して、会社に帰り着いたのが17:30。昼食も摂らずにね。
さて。昨日のにっこりに「JR高山線の飛騨一ノ宮駅」と書いてしまいました。間違い。嘘。正しくは「JR高山本線の飛騨一ノ宮駅」ね。高山線ではなくて高山本線なのでありました。岐阜と富山をつなぐのは高山本線。
「本線」をウィキで見ると「重要な路線、ないしは支線を束ねる路線のこと」と書いてます。そう。高山本線は、重要な路線なのであります。
なんで「高山線」とうっかり書いてしまったのかというと、我らが土讃線が本線ではないから、なんですね。最近、本線ということば、四国では使いませんもの。
同じウィキに書いてるけども、国鉄時代に「本線」と称していたJR四国の路線名は、JR発足後に「本線」ではなくて「線」に改めた、とのこと。
そう。手元の1981年ポケット全国時刻表を見ると、予讃本線に土讃本線に徳島本線に高徳本線ときたもんだ。僕らは土讃本線を利用して、宇高連絡船へ向かってました。なんで四国だけ、本線をやめたんだろう。本線だらけになってしまうからでしょうかね。
で、高山本線は今も昔も高山本線。
こないだの大雨で、高山と飛騨萩原の間が不通になってます。線路に土砂が流入したりして。土砂。土沙。ここを見ると、高山駅と飛騨一ノ宮駅の間も、土砂流入で復旧工事中なんだそう。知りませんでした。昨日は、その間の国道41号を、線路を見ながら自転車で走った訳ですが、どうりで汽車を見かけんかったはずだ。不通ですもの。
どうやら20日には高山~飛騨一ノ宮間を含め、一部区間は再開するみたいですが、飛騨小坂駅と渚駅の間は、復旧まではしばらくかかるとのこと。
昨日自転車で走った国道41号も、下呂市小坂町で道路が流失し、通行止め。
地元の皆さんの大切な交通インフラなので、早期の復旧が待たれるところです。
ところで時刻表見てると、下呂駅の北に上呂駅というのが見えます。
由来を見てみました。奈良時代の官道に伴有駅という駅がありました。しかし、南の菅田駅との間が距離もあり険しかったので、間に、下留駅を置いたんだって。しものとまり駅。で、伴有駅は上留駅(かみのとまり駅)になった訳やけど、下留を「げる」と読むようになり、「げろ」になり、下呂になった、ということらしい。で、上留も「じょうる」になり「じょうろ」になり上呂になったんでしょうかね。駅名には無いけど、中呂という地名もあるんだそう。どうでもいいですか?
ともあれ国道41号と高山本線は、岐阜、下呂、高山を結ぶ住民の大切なライフライン。本線ですきんね。「重要な路線」。
雨、もう、いいかげんにして欲しい。一日も早い梅雨明けと、災害の復旧が望まれる今日この頃です。