潮江荘と南海地震〔63〕2003/06/18
2003年6月18日(水)雨
台風6号が日本列島を狙ってます。皆様お気を付け下さい。
その影響でしょうか、今朝はいつもよりしっかりと雨が降ってます。こんな雨に打たれながら走るのが大好きなひまわり太郎です。
鏡川に架かる潮江橋南詰めから桟橋通り方面を撮影してみました。手前から2つ目の青信号のある交差点が「梅ケ辻」。5叉路になっているので、「梅」の名が冠せられました。
日本では、10世紀ぐらいから大規模な農地開発がおこなわれました。「荘園」制が展開します。荘園とは、寺社や中央の名家が所有し、経営していた大規模な田畑を言います。土佐の国にも、826年に久満荘(高知市久万地区)が神護寺領として成立したのを皮切りに、たくさんの荘園ができます。
ここ高知市潮江地区にも、11世紀に、下鴨神社領「潮江荘」が成立し、大規模な農地が経営されました。しかし、1099年の南海地震で海没してしまいました。再建されたのは1283年と言われてますので、184年という長い長い時間がかかっています。
もうすぐ来るかも知れないと言われてます「南海地震」は昔から土佐に大きな爪痕を残して来たんですね。