月と木星と衛星の大きさ〔6264〕2020/06/09
2020年6月9日(火)晴れ
今日も続く梅雨の晴れ間。
どうやら今日の午後から崩れはじめて、やっと梅雨らしい雨が続くことになるみたい。そんな天気予報。ということは、しばらく爽やかな朝もお預けということなので、じっくりと堪能しておこう。
晴れた空のお月様。もう、いつの間にか夏至も近づいてて、明るくなるのが早くなりました。朝5時前にはもう明るい。
そんな明るみ始めた空、南の空に、満月を過ぎて痩せ始めたお月様と、木星。夜明け前の木星って、美しいよね。
こないだから地磁気の話をしてるけど、あの木星は、太陽系では一番強い磁場をもつ天体なんだそう。ウィキによると地球の14倍。局地ではなんと地球磁場の2万倍というからインド人もびっくり。では、あのお月様はというと、磁場はほとんど観測されてないんだそう。内部構造が、磁場を生み出さん構造なんですね、たぶん。
木星はもちろん太陽系で一番大きい惑星で、現在79個の衛星が確認されてます。地球には1個だから79倍。
でね。
ウィキには、「大きさ順の太陽系天体の一覧」という項目が立ってて、僕らみたいな面倒くさいユーザーの痒いところに手が届いてます。
これ見ると、木星の衛星ガニメデって、かなり大きいですね。水星よりも大きい衛星。太陽系の衛星では、ガニメデの次が土星のタイタンだけども、その他はカリスト、イオ、エウロパと木星の衛星が続きます。大きいんだけども、これをお手製の望遠鏡で発見したガリレオってのもすごい男だなー、などと思いながら夜明けの空を見上げてます。しばらくは夜明けの星空、見えそうにないから。
でね。
太陽系の衛星ということで言えば、我らがお月様も、ガニメデ、タイタン、カリスト、イオの次に大きくてエウロパよりも大きい。地球は木星よりもずっと小さいのに。水星や金星に衛星はなくて、火星のフォボスやダイモスは半径10kmあるとかないとかくらいなので、地球と月の関係は、かなり特異と言えましょう。衛星なのに、大きい。
そのおかげで、お月見が楽しめるし、月見団子が食べられる訳やけど、月が大きい一番の利点は、大きい潮汐力が働いて潮の満ち引きが起こり、貝掘りが楽しめるということでしょうかね。
一昨日の日曜日、丁度潮目も良かったので、潮干狩りに出かけたご家族連れも多かったようです。友人のN君は、香川の海岸へ、子供連れてマテ貝採りに行ってたみたい。うらやましい。
それもこれも、あのお月様が大きいお陰で、大自然に感謝せんといかん訳です。
地球上の生命によって成り立ってる僕らの商売のことも含めて、大自然に感謝する、朝。