オーテピア再開とデジタルの有用性〔6236〕2020/05/12
2020年5月12日(火)晴れ!
やっと、オーテピアが再開しました。今日から。待ち遠しかったー。
こういう閉じこもりの生活で図書館が開いてない、というのは、なかなか厳しいものがありますよね。あります。
まだまだ緩んじゃいかんけど、図書館が開くのは素直に嬉しい。みんな気を付けて利用しましょう。座席の感覚は広くとってあり、マスク着用が義務化され、職員さんは全員マスクにフェイスガード。なんか、SFみたい。でもこれが現実。
今朝の高知新聞には、そのオーテピアが、ホームページ上のデジタルギャラリーで、貴重な文書や絵図、資料を公開しているという記事、載ってました。そう。すごいんですよ、これ。
新聞記事みて、改めてデジタルギャラリーを探検してみたけど、すごい。ダウンロードもできるし。
世の中、デジタルで変わりました。
今回のコロナでわかったけど、デジタルって、既にかなり進んでて、いろんな便利なこと、できるようになってました。コロナの前から。
コロナにならなかったら、ここまでのデジタルの有用性を認識するには、まだまだ時間がかかってたのかも知れません。
写真は、デジタルギャラリー所蔵の「土佐奇談絵巻物」の一部。幕末の土佐で描かれた絵巻物で、なかなか面白い。この部分に描かれてるのは、はりまや橋の純信お馬で間違いないでしょう。他にも江戸時代の文献資料から近代の資料まで、貴重なものが目白押し。中には江戸時代に書かれた「神霊祭文秘書」なんてーのもあったりして興味が尽きない。
ああ。古文書が読めたら。うちのJr.2号は、少しだけ読めるみたいで羨ましい。読めたら見えてくる世界が何倍にも広がりますきんね。
江戸時代中期に書かれたという「薫的和尚事件次第書」なんか、読めたらとっても楽しそうで、ちょっと悔しいです。
世の中、いつの間にか便利になっています。
こんな貴重な文献をネットで簡単に見る。
土地の成り立ちや歴史を、ネットの地理院地図で見る。
世界中の街並みを、そこに行ったかのようにストリートビューで見る。
世界中の友人と、ネットでダラダラと飲み会する。
今日も、神戸のお客様とWeb商談があるけど、そんな風にネットを利用して商談する。
全部、コロナの前からできるようになってたこと。
今日は久々に開館したオーテピアにきて、研究個室にこもって仕事してます。図書館は、資料作成するには最適だから。デジタルと現場のアナログ両方を、使い倒すのが図書館の醍醐味でしょうか。大切なのは、組み合わせ。
飲み会も、遠隔地をつないでのオン飲みは便利やけど、仲良しで狭い店に集まって飲み倒すことも必要。大切なのは、組み合わせ。
商談も、オンラインでできることも多いけど、直接顔を合わせて「人」と「人」のつながりを大切にしていくことも重要。大切なのは、組み合わせ。
今回のコロナで、遅まきながら、ネットでの販売をキチンとやることの重要性を認識しました。ネットでないと、伝えられないメッセージやモノがあるから。大切なのは、組み合わせ。
昨日、「巣ごもり応援セットⅡ」を発売しましたが、もっともっとオンラインショップを使って伝えられるメッセージ、モノがあるとわかりましたあ。遅まきながら。これからの展開に乞うご期待!
こんなことなかったら気付かなかった、デジタルの有用性。いや、単に僕が迂闊だっただけですが・・・