松渕川公園の山茶花〔622〕2004/12/28
2004年12月28日(火)今朝も快晴でございます
輝かしい2005年まで、あと残す所4日。いよいよカウントダウンですな。そろそろ仕事納めの方もいらっしゃると思いますが、牛乳屋さんはそうは参りません。工場は12月31日まで稼動しまして、1月1日からパック充填ラインは動きます。以前は1月2日くらいまでは受乳(牛さんは休みませんので)だけで、ラインは動かしていなかったのですが、近年元旦から営業する店舗が増えた関係で当社南国工場も元旦営業です。なんとなく正月らしさが消えていきますね。
ひまわり太郎が子供の頃は、元旦の帯屋町アーケードはシーンっと静まり返り、潮江天満宮へ向かう初詣客が往来するのみで、角っこに、ブリキのおもちゃを売る露店が出ちょっただけでした。その風景は今でも脳裏に焼きついちょります。
「元旦はお店を開けてはならない」という条例でも作らない限り、日本からはあのお正月の風景は消えて行くのでしょうね。
さてさて、写真は、ひまわり乳業本社南側の「松渕川公園」に咲く山茶花(さざんか)。山茶花と「寒椿」の違い、判ります?
両方とも椿科ツバキ属で、同じ時期に同じように花を咲かせます。一番簡単な見分け方は背丈。山茶花は、ご覧のように人間の背丈より高い木になりますが、寒椿はせいぜい1mくらいにしかなりません。んが、しか~し。寒椿でも、立寒椿など、背の高くなる品種もあるのでご注意を。
また、花びらは、両方とも八重になるのでありますが、山茶花は5~10枚くらいが普通で、寒椿は14枚以上なんだそうです。んが、しか~し。山茶花でも花びらの数が多い品種もあるのでご注意を。
「寒椿」と言えば、以前にも一度ご紹介しましたが、南野陽子さん主演の「寒椿」という、明治か大正くらいの高知を舞台にした映画がありましたよね。その冒頭のシーン、朝の高知の町の道路を、「乳牛りわまひ」と書いた荷車が通過していくのであります。実際には、その当時はひまわり牛乳は存在していなかったのですが、なんとなくリアリティがあっていいですね、こういった演出は。一度ご覧になってみて下さい。