地理院地図とストリートビュー〔6214〕2020/04/20
2020年4月20日(月)雨のち晴れ
写真は、今朝、3時半前の弘化台。その時間、雨はまだ、かなり激しく降ってました。夜明けともに晴れて、最高気温も24℃まで上がる予報。いよいよ、初夏も近づいてきました。
暖かくなったらウィルスも弱る、みたいなことを言うてたのは遥か昔のこと。そんな時代もありました。
新聞読むと、読者の広場も評論も解説も、全部コロナのことばかり。
SNSも、テレビもネットも、コロナのことばかり。僕も含めてみんなが評論家になってしまいました。それほどの、大事件が、今、進行しております。
みんなコロナのこと書いてるから、このページくらいは関係ない話でもいいと思います。こんなご時世に不謹慎な、と言われない程度に、関係ない話もしないとね。
この写真を撮ったのは、この十字の場所。現在の航空写真はこれで、1960年代、つまり、弘化台が埋め立てられて市場の整備が行われてた頃の航空写真が、これ。九反田から、市場関連の企業や施設が移設してくる為の整地が行われている風景。
その頃、市場は九反田にあり、その周囲を関連企業や施設が取り囲んでおりました。今朝のこの写真で言えば、二棟並んだ高層ビルの辺り。
地理院地図って、過去の航空写真と現在の衛星写真が比較できるから、楽しい。
あと、地理院地図がすごいのは、土地の成り立ちがわかる地図がたくさんあること。例えば、高知の街を土地条件図で見ると、こう。
凡例を見ると、現在の高知の市街地のほとんどは、海岸平野・三角州であり、盛土地、埋立地であることが明瞭。長い歴史を鳥瞰して見れば、この弘化台が特別な埋立地という訳ではないことも、理解できます。
そんな土地の成り立ちを、よりわかりやすく、ワンクリックで理解できるようにしてるのが、この地形分類。これもなかなか、優れもの。
あと、まだ限られた場所しかないけど、活断層図も便利だし、大都市部では明治期の低湿地も表示できます。
家建てる時、参考になりまくりますな、こりゃ。
あと、20万分の1シームレス地質図も、地理院地図に重ねてみることができるようになりました。
もちろん土地の起伏を見る図も、ちゃんと用意されてます。
恐るべし、地理院地図。
Googleマップが、衛星写真とかストリートビューとかにずんずん突き進む中、地理院地図は、Googleマップでは味わえない方向へ四方八方。
僕らにとっては楽しいこと、この上ない。
例えば昭和初期の小説を読んでて、当時の東京の描写がでてきたならば、地理院地図の1936年の航空写真を見れば楽しさ100倍。
例えばストリートビューを使って、ハーメルンの笛吹き男の本を読みながら現地検証をする。
そう言えばハーメルンの笛吹き男も、ペストの大流行との関連説、ありました。今はほとんど否定されてる見たいだけど。
コロナでも流言飛語とかフェイクニュースとか、溢れてます。人類って、なかなか進歩しないもんですね。
いかん。また、コロナの話に戻ってしまった。
さて。僕は僕で、今週も会社でお仕事です。
日配生活必需品製造業なので。