定点観測17年、4月19日〔6213〕2020/04/19
2020年4月19日(日)
なかなか在宅勤務という訳には参らん、日配食料品製造業。一昨日は、ウェブを使って管理職会議。松山支店や中村支店とは、ネットでつないでの会議をやってみました。使ったのはzoom。まあ、課題もあるけどちゃんと使えることは、わかりました。
これから、もっとうまく、もっと便利に活用してみよう。せっかくなので。
会議内容は、ほとんどがコロナ対策。危機管理や、日常業務、お客様対応などなど。こんな経験初めてなので、いろいろと難しいこと、あります。
今は、できることを、精一杯、やるしかありません。対応を間違えないように。間違えないように。
そんなコロナ騒動の中、にっこりは17周年を迎えた訳で、コロナのことばっかり書くのもなんだかなーという感じもする訳で、ここはひとつ、新機軸も加えてみようかなー、などと考えた訳です。
定点観測17年。
そう。17年前、このにっこりひまわりでご紹介した風景を、同じアングルから撮影し、あんなことやこんなことをグダグダ書いてみようか、と、ふと、思ったのであります。中には、変わった風景もあるし、変わってない風景も、あります。
第一回目は、ここ。高知城の下。県庁の西側、裁判所との間を北へ入ったところ。
全然変わってないやないか!と思った貴方、その通り。いや、風景としてはそんなに変わってませんね。道路の舗装が変わったのと、なぜか鶏が歩いているのが、17年前との違い。あと、明治期に「御桜山」として親しまれたことを書いた看板が、立ちました。そんなもんか。何のための定点観測か、と言われるのは覚悟の上で、今日を迎えてます。
今は、ストリートビューで、こんな画像も見れるようになったのが、17年前とは違いますね。
そして17年前の今日、このにっこりひまわりで最初の「嘘」が書かれたのでありました。ふふ。
このにっこりひまわり、一度書くと、後日訂正はしない、というのがルールになってます。なので、後日間違いに気付いても、そのまま残ってしまう、というとんでもない状況を、17年間も改善せずに過ごしてきてるんですな。そしてルールなので、基本、これからもそのまんまなのだ。
偉そうにしてる場合ではなくて、そもそも嘘、間違いを書かんかったらいい訳だけども、僕にそれを求めるのはね。ちょっとね。
開き直るのはこのくらいにして、この17年前の今日の文章をご覧ください。
動物園、この向こうにあった、と書いてます。嘘です。
いや、高知城の動物園には、子供の頃、しょっちゅう行ったんですが、その正確な場所を全然覚えてなかったんですね。県庁と裁判所の間を入っていったところにあったのは、もちろん覚えてます。
で、動物園だから、そんな山の上にある訳はなく、山裾にあったんだろう、と安易安直に思い込んでただけの話ね。
違いました。動物園、ここにありました。この十字の場所。梅の段の下。そう言われてみたら、そうだ。梅の段と近かった、動物園。
今の航空写真はこれで、1960年代は、これ。こちらの単写真の高解像度表示写真を見たら、動物園の輪郭、はっきり写ってます。
1993年まで存在した動物園だから、このにっこり写真の10年前まではあった、動物園。僕が高知で働き始めて、8年くらいは存在してた動物園。なのに場所を間違うということは、働きだしてから、一度も行ってなかった、ということ。しかも高知城をゆっくりと散策したこともない、ということが、この事実からわかります。なんという迂闊な20代を過ごしたんだろう。そんな男だったのか。僕は。
と、まあ、こんな写真と文章ひとつで、一人の男の人生が浮かび上がってくるのでした。
左手前の石はそのままだし、ツツジの花も、そんなに変わってない風景。定点観測としてはお粗末だけど、年月の経過と記憶、という意味で取り上げました。
こんな個人的な話、どうでもいいですか?
往時の動物園の風景を、こことか、こことかで紹介してくれてます。Stay Homeの皆さん、こんな風景があった、と思い出して、家でゆっくり懐かしんでください。
虎とかキリンは居ないけど、ヤギとかが居た、あの動物園を。
17年前にはなかった風景。今朝、ここには数羽の鶏が歩いてました。この道端に、小さな小さな小さな鶏小屋みたいなのがあって「県鳥君」という表札。バックには県庁本庁舎。
一羽の雄鶏が、塀の上に飛び上がってコケコッコーーーー。