四万十川、台風の爪痕、中村の人情〔617〕2004/12/23
2004年12月23日(木)中村は晴れ時々曇り
昨日の夜から出張で中村へ来ちょります。高知県東部、四万十川河口の歴史ある小さな町中村市。
で、ひまわり太郎、中村出張の際には、朝、四万十川沿いを走るのをとても楽しみにしちょります。今朝もいつものように市内のホテルを抜け出しまして、市内中心部で四万十川に架かる四万十川橋、通称「赤鉄橋」を渡り、そこからひたすら四万十川右岸を遡ります。赤鉄橋から約6km走りますと、写真の「佐田の沈下橋」にたどりつきます。いかがです?今年の台風の爪痕は、まだ、ご覧のような状態なのでありました。
写真のひまわり太郎の頭上はるかの木の枝にいろんなものが引っ掛かっちょりまして、台風の際の水量の多さを物語っちょります。
さて、今日は祝日なので、少し遅めの(7:00頃)ランニングになりました。子供達やお年寄りの方など、たくさんの人達とすれちがいまして、中村の人情を堪能することとなりました。赤鉄橋では、数組の、ランドセルをしょった子供達とすれちがいましたが(今日はどうやら登校日)、全員、向こうから「おはようございます!」と声を掛けてくれました。ちょっと感動。そこへ向こうから自転車のおばあさん。「にいさん、今日は何曜日ぞねえ?」あわてて「え~と、木曜日ですね」と答えるひまわり太郎。
堤防ですれ違う人達も、みんな元気よくご挨拶してくれます。
写真の佐田の沈下橋で、この写真を撮るためにデジカメを持ってロイロイしよりましたら、向こうから自動車が静かにやって来ました。ひまわり太郎の横で車を停めて窓を開け、「どっから来たがぜ~」「高知からです。」「そうかえ、朝からえらいのう。わしのうちはその向こうよ。この橋もワシが作ったがぜ~。土木やりようき。はははは~」といった楽しい会話。
左岸の道路を走りよりますと、右手に、白菜を収穫するおばちゃん。「にいさん早いねえ。」
いやいや、とにかく気持ちまで暖かくなった中村の朝でした。えいですね、ホント!