九反田橋とその周辺〔610〕2004/12/16
2004年12月16日(木)快晴!
今朝も快晴。朝晩の冷え込みも、少しは冬らしくなりつつありますが、それでもかなり暖かい冬になっちゅう高知県地方でございます。皆様の所はいかがですか?忘年会は続きよりますか?ひまわり太郎は続きまくりよります。そろそろピーク。今日はそのなかでもかなり濃い宴会が予想される、弊社がお世話になっている高知の酪農さん達との忘年会が待ち構えちょります。ホントにお世話になっております皆様方ですので、今日はじっくりとやりたいと思いよりますので、今から身体の調子を整えよらんといけません。
さて、ここは、鏡川河口に近い「九反田橋(くたんだばし)」。ここから下流には鏡川大橋しかありません。鏡川大橋ができるまでは、この橋が最下流の橋でした。今のこの橋がかけられたのは昭和30年代前半。現在鏡川に架かっちゅう橋のなかでもかなり古い部類にはいりますな。と、言うことは、近い将来架け替えが行われる可能性もありますので、今のうちと考えまして撮影してみました。この橋の北には高知で一番高いビル「トップワン四国」と2番目に高い「ホテル日航高知旭ロイヤル」が聳え、その西には巨大な高知市文化施設「かるぽーと」がどかーんっと座っちょります。高知新都心といった趣きですね。この橋の南には新田(しんた)とか萩町といった町がありまして、住宅、田んぼ、工場、倉庫街などが混在する地域です。橋の南詰めをすぐ左折して川沿いに走りますと、大阪高知特急フェリーが着岸する桟橋に至ります。その途中、大きな工場の前の一角に、板垣退助さんの邸跡がございます。今は前に大きな堤防がありまして、海を直接眺めることはできませんが、当時は浦戸湾や五台山などを見渡すとても眺望の良いところでした。戊辰戦争の功績で、高知藩から与えられた家らしいです。ここに、全国から明治の元勲や自由民権運動の闘志が日夜集ったのであります。