楽しい東京〔6079〕2019/12/07
2019年12月7日(土)小雨
今朝は東京。小雨が降ってます。昨日、業界の会合があったので上京。そして今日は、一般社団法人Jミルクさんが主催する「牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」の、今年度の表彰式へ行ってきます。
応募総数28,736作品から選ばれた入賞作品に賞状が贈られる訳ですが、その中でも一等賞、農林水産大臣賞に、高知市はりまや橋小学校の渡邊くん(小2)の作品が選ばれたのであります。すごい。
僕も、高知県牛乳普及協会会長として、参加してきますね。
それにしてもこのミルコックくん、うっしっし、素晴らしい。
牛乳をつかって大好きな料理をつくってくれるヒーローという発想が、すごい。昨日、明治の文豪がすごい話を書いたけど、令和の少年も、素晴らしいっすね。
今朝は5時に新橋のホテルを出て、あまり走ったことのないコースRUN。いや、面白い。東京って、本当に面白いです。地形の起伏が楽しいし、その起伏を利用した都市計画が興味深いし、あちこちに歴史が転がってるし。
あまりに楽し過ぎて、しょっちゅう立ち止まって撮影するので走るになりません。
虎ノ門から溜池山王、赤坂見附と、江戸時代には上水の取水場であった溜池跡を走る。溜池の地形を確認しながら。そして、清水谷から紀尾井町。紀州と尾張と井伊家の屋敷があった紀尾井町の紀尾井坂は、明治7年に岩倉具視が襲撃された「喰違の変」の現場だし、そこにそびえる大きなホテルは、最近は、一人5,000円でパーティーができるらしくて有名。空領収も発行してくれます。
そして神田川。土手の上を走ると、起伏の激しい東京を鋭く開削しながら流れてること、よくわかる。
水道橋駅からお茶の水駅へと走ると、急な登り坂。そしてお茶の水駅を過ぎると急な下り。これ、神田川の流路を、ここにあった山を開削して東へまっすぐ流れる様にした江戸時代初期の大工事の痕跡。地理院地図の色別標高図を見ると、その工事のすごさ、わかります。
そして神田へ。
途中、元万世橋駅があった場所の赤煉瓦を楽しむこと、できます。鉄道の高架を支える赤煉瓦は趣深い。イギリス積みでした。最近、レンガの積み方も気になるようになってしまった、僕。
長い面ばかりの列と、短い面ばかりの列が交互に積まれていくのがイギリス積みだ。
写真は四谷駅を見下ろす土手の上。神田川と中央線が流れる谷間を、道路が越える。
その橋を支える橋台に、赤煉瓦。この写真ではよくわからんけど、小口積みと見ました。ドイツ積みとも言うね。短い面しか、こちらに向いてないドイツ積み。
どうでも良いですか?
ともあれ、未明の東京RUN。楽し過ぎた。
今からどっかのカフェでパソコン仕事をします。そして、牛乳ヒーロー&ヒロインコンクールの表彰式が行われる学士会館へと、向かいます。これもまた、楽しみでしかありません。
ああ。楽しい東京。