農地とショッピングモール〔6055〕2019/11/13
2019年11月13日(水)晴れ
昨夜は走って帰りました。気候が過ごしやすくなったのと、足の筋肉がほぐれてきたので、走りやすくなりました。最後は五台山山頂まで駆け上がったんですが、まだちょっと物足りない感じね。善き哉善き哉。
そんな訳で今朝は自転車出勤。ここは、介良のパワーセンター駐車場。この、ベージュの折り畳み号で快適に走ってきました。
このパワーセンターができたの、いつ頃だったろう。まだ僕が営業の若い社員の頃、この界隈の開発を手掛ける方から、こんなのができるんだ、という図面を見せてもらったこと、ありました。高知では初めてのフォーマット、パワーセンター。今はもう、すっかり定着した感があります。
航空写真で見ると、こう。1960年代の航空写真はこれで、当然だけども一面の田んぼ。そこにつくられたパワーセンター。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」思い出しますよね。1985年のアメリカ映画で、若い頃、観ました。よくできた映画でしたねー。いや、面白かった。その舞台はアメリカのカリフォルニア州にあるヒルバレーという街。そこの巨大なショッピングモールで、デロリアンはタイムマシンとして旅立つという設定。ショッピングモールで1955年へタイムスリップすると、そこは広大な農場だった。
30年前に農場だったのが、現代ではショッピングモール。
この介良のパワーセンターで、そのことを思い出したという訳です。
「現代」と書いたけど、それは1985年の「現代」。あれからもう、34年経ってしまいました。「バック トゥ ザ フューチャー2」は、1985年から未来へタイムスリップする訳だけども、その未来は2015年。
なんか、感慨深いものがあります。
1985年当時、1955年というのは、あんなにもノスタルジックであった。今、1985年頃を思い返してみて、あんなにノスタルジックになるかと言えば、そうでもないっすよね。
「バック トゥ ザ フューチャー3」は、1885年へとタイムスリップ。1985年から100年前へ。それはもう、歴史の世界へ旅立つ、という感じ。
100年というと長いけど、1985年からいうと、2019年の今は、もう34年も経過してる訳で、これを3倍すれば100年。しゅっと。
あの映画は、古き良きアメリカや開拓精神に満ちたアメリカを舞台にして、心地よい空気感を醸し出してました。
今になって考えてみると、そんな時の流れは、アッという間。しゅっと。今、最初の「バック トゥ ザ フューチャー」を観てもそんなに違和感ないけど、「バック トゥ ザ フューチャー2」の未来(2015年)には違和感満載。
ディスプレーはブラウン管だし、スマホは無いし。
未来を予測するということの難しさよ。
このパワーセンターは、100年経ったらどうなってるのか。ITデバイスはどんなことになってて、量子コンピューターは次のテクノロジーに取って替わられてるのかも知れない。
そんな意味で、2004年に10年後の世界を見事に描き出した「Epic2014」はすごい。
でも100年後の予測になると、もう、不可能。
100年なんて、しゅっとなのに。