酔〔6042〕2019/10/31
2019年10月31日(木)薄曇り
そんな訳で、昨日は飲みました。
高知県中央酪農組合連合会の、研修懇談会。新たにメンバーに加わった、土佐町酪農組合の皆さんと、土佐町田井のフォーラム末広さんで、懇親を深めました。13時から15時まで。良い時間を過ごさせて頂き、マイクロバスに乗って帰社。でも、会社でバスを降りなかった7名が、そのまま高知の街までバスに揺られてひろめ市場ね。そう。二次会。ひろめ市場でグッスリ飲んで食べて、なんか、もう一軒どっかに寄って飲んで、家にたどり着いたのでありました。何時に帰ったか覚えてないので、今朝、スマートウォッチの記録を検証してみるとだ。どうやら22時まで飲んでたらしい。僕はいったい何時間飲んでたんだろう。ああ。
で、「大言海」。
「綴字逆順排列語構成による 大言海分類語彙」という本で調べてみました。「酔」がつく言葉。多いですな、酔。
泥酔、宿酔、熟酔、微酔、麻酔、淵酔、殿上淵酔、昏酔、心酔、沈酔、爛酔、と、ある。
熟酔や爛酔は、大言海によると、「十分ニ、酔フコト。」とあるから、昨日の僕は熟酔にして爛酔であった訳だ。
沈酔は、なんとなく、わかるね。大言海には「酒ニ酔ヒツブルルコト。酩酊。」と、ある。昨日は、沈酔まではいってなかったと思う。あんまし覚えてないから確証はないけど。
この中で、よくわからんかったのが、淵酔。えんすい。大言海では「沈酔ノ意。さかみづくコトナリト云フ。」と書いてます。酩酊であるのは間違いないけど、さかみづくって、なんだ?
酒水がさかみづで、お酒のことであり、その動詞ということだから「酒盛ス、酒宴ス。」と、あります。
まあ、土佐で言うところの「おきゃくをする」みたいなことで、淵飲はおきゃくのことでしょうかね。昨日みたいな。で、沈酔の意などと書いてるから、酩酊状態まで飲む、おきゃくのこと。なるほど。
殿上淵酔というのも、初めて見ました。てんじょうのえんすい。「古へ、朝廷ニテ、正月、又ハ、五節ナドノ大礼ノ後、殿上人ヲ清涼殿ニ召シテ、饗宴ヲ賜ハリシコト。」だって。
殿上淵酔は、やんごとなくて上品なものらしい。ひろめ市場とは対極にある感じでしょうか。
ともあれ、昨日はひろめ市場淵酔で、熟酔、爛酔したから、今朝は宿酔という訳ですね。