再生稲、蘖、穭〔6002〕2019/09/21
2019年9月21日(土)曇り
降るかと思うてましたが、まだ、降りません。台風17号と秋雨前線の影響で、この3連休は荒れたお天気、みたいな予報、ありました。さて。どうなるんでしょうかね。
3連休と書いたけど、僕は今日はお仕事。第3土曜日ということで、朝は会社近所の清掃活動。いや~涼しい。こんな気温だと、清掃活動も快適。いやまっこと涼しい。
会社の近所の風景も、彼岸花が咲いてめっきり秋めいてきました。早くに稲刈りが終わった田んぼでは、再生稲に稲穂が垂れ下がり始めてます。これがお金になったらな、と、昔の人が考えたのは、よくわかる。
再生稲は、年貢の対象にならない。なので、再生稲で収穫できたら儲けもの。ところが、再生稲の生産性は低くて、お米も稲藁も、商売にできるほどはできてこないんですね。そこで、今一度田植えをしてちゃんと栽培しよう、と考えたのが、二期作の始まりではないか、と、潮江のおもしろい農家さん、Kさんが教えてくれました。二期作目には年貢がかからん、ということで。
そして品種や、石灰などの利用技術がどんどん進化して、土佐の二期作は隆盛を迎えることになりました。減反政策の時代がくるまでね。
この再生稲、どうするんだろう。このまんまロールに刈り取って、WCSにしたりするんでしょうか。WCSは、ホールクロップサイレージのこと。このような、完熟する前の稲の実を、茎の部分と一緒に巻き取るようにして収穫、ラップに包んで発酵させ、牛の飼料とかにするものね。粗飼料としての役割と、穀物としての役割の両方が備わってて、自給飼料を増やそうという政府の方針の中で、近年、結構行われるようになってきた、WCS。
WCSをウィキで検索すると、一番頭に出てくるのは株式会社WCS(世界コスプレサミット運営事務局)。なるほど。そんなのがあるんだ。ワールドコスプレサミットかな?
コスプレって、英語になるんだろうか。
HP見てみよう。すごい。世界コスプレサミットは、世界中のコスプレイヤーの夢の舞台なんだって。開催地の名古屋は「コスプレの聖地」で、なんと30万人を動員するイベントといいます。なるほど。勉強になりました。
ウィキで2番目に出てくるのは、ポケモンワールドチャンピオンシップス。ポケモンのゲームの世界一を決める公式大会なんだそう。なるほどなるほど。
なんか、日本って、この分野はすごいね。知らんけど。
再生稲の話でした。
僕は、ひこばえ、と呼びます。漢字で書くと蘖。よう書かんけど。この蘖は、主に木の切り株から生えてくる若芽のことだったりするので、春の季語。稲の再生は、稲孫、穭と書いて「ひつじ」「ひつち」「ひづち」と読むそう。こちらは秋の季語。
高知では、一般的に、これをどう呼ぶことが多いのでしょうか。たぶん、このにっこりひまわりを読んでくれている、潮江のこじゃんとおもしろい農家さん、Kさんが、教えてくれます。
そうそう。Kさん、業務連絡です。焼肉のイトエさん、今月でお店、閉めるそうです。お店の前に貼り紙してました。回復しても、復帰は無理なんでしょうね。残念。行っちょかんと、いけませんね。